リッカルド・フレーダ
リッカルド・フレーダ(Riccardo Freda, 1909年2月24日 - 1999年12月20日)は、イタリアの映画監督、脚本家である[1][2][3]。日本ではリカルド・フレーダとも表記される[3]。ジョージ・リンカーン(George Lincoln)、ロバート・ハンプトン(Robert Hampton)、ロバート・デイヴィッドソン(Robert Davidson)など、多くの職業的変名を持つ[1][3]。「エクスプロイテーション映画に作家性をもたらした映画監督」として知られる[1]。 来歴・人物1909年2月24日、エジプト王国(現在のエジプト・アラブ共和国)のアレクサンドリア県アレクサンドリアで、ナポリ出身のイタリア人を両親に生まれる[1][2][3]。初中等教育はイタリアのミラノで受け、高等教育段階ではローマのイタリア国立映画実験センターで学んだ[1][2]。 サイレント映画『過去からの呼声』(1921年)で知られる映画監督ジェンナーロ・リゲッリが1937年に監督した映画『一切の望みは捨てよ』の脚本に参加し、脚本家としてデビューする[1]。リゲッリ作品の脚本を連続的に手がける[1]。1942年、戯曲『ドン・ケーザル・デ・バサン』の4度目の映画化作品Don Cesare di Bazan (日本未公開)を監督し、監督業に進出する[1]。 ソード&サンダルと呼ばれる歴史劇的スペクタルによる剣戟映画を得意とし、第二次世界大戦後のネオレアリズモの潮流にあっても、同ジャンルの作品を手がけ続けた[1]。1960年代以降は、エクスプロイテーション映画と呼ばれる作品を手がけた[1]。 1996年、ファンタフェスティヴァルで功労賞を受賞する[1]。 1999年12月20日、イタリアのラツィオ州ローマ県ローマで老衰により死去した。満90歳没[1][2][3]。 フィルモグラフィ1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
没後
参考文献
関連項目
註
外部リンク
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