ルイジ・ザンパ(Luigi Zampa、1905年1月2日 ローマ - 1991年8月16日 ローマ)は、イタリアの映画監督、脚本家である。
来歴・人物
1905年1月2日、イタリアの首都ローマに生まれる。労働者の息子であるザンパは、1932年 - 1937年の間、ローマに設立されたイタリアの国立映画学校である映画実験センターで映画製作を学ぶ。
1940年代に、ネオレアリズモ作品を数本撮る。1949年、イギリスで、イギリス映画『Children of Chance』を撮り、翌年イタリアで『Campane a martello』としてリメイクした。
1950年代 - 1960年代の間、成功した映画作家となり、アルベルト・ソルディを主役にすえて数本撮り、その作品群は「イタリア式コメディ」のジャンルにおさまった。1983年、ヴェネツィア国際映画祭ピエトロ・ビアンキ功労賞を受賞した。
1991年8月16日、ローマで死去。86歳没。
40本近い全作品中、日本で公開されたのは10本前後。しかし、ニーノ・ロータやピエロ・ピッチオーニ、カルロ・ルスティケッリ、リズ・オルトラーニ、アルマンド・トロヴァヨーリといったイタリアを代表する映画音楽の作曲作品を通じて、未公開作もタイトルだけは知られるという現象が起きているのが、ザンパ作品の日本での受容状況である。
フィルモグラフィ
- 1930年代 - 1940年代
- 1950年代
- 1960年代 - 1970年代
外部リンク