リガ・トロリーバス

リガ・トロリーバス
シュコダ24Tr イリスバス（2011年撮影）
シュコダ24Tr イリスバス（2011年撮影）
基本情報
国 ラトビアの旗ラトビア
所在地 リガ
種類 トロリーバス[1]
路線網 18系統（2021年時点）[2][3]
開業 1947年[4]
運営者 リガ市交通局（ラトビア語版）[1][5]
使用車両 シュコダ24Tr イリスバス
シュコダ27Tr ソラリス
ソラリス・トロリーノ18（チェコ語版、ポーランド語版）[6]
路線諸元
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リガ・トロリーバス（ラトビア語: Trolejbusu satiksme Rīgā）は、ラトビアの首都・リガ市内に路線網を有するトロリーバス。路面電車（リガ市電）や路線バスなどの公共交通機関と共にリガ市交通局（ラトビア語版）（Rīgas satiksme）によって運営されている[1]。

概要

1947年に開通した、リガ市内に路線網を有するトロリーバス。ソビエト連邦（ソ連）時代に急速に路線網を拡張した他、1973年以降は2両のトロリーバス車両を繋いだ総括制御運転が開始され、ソビエト連邦の崩壊後の2001年まで実施された[4][7][8][9]。

2021年現在、リガ市内には以下のトロリーバス系統が存在する。ただし1号線については新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響による乗務員不足や利用客の減少に伴い同年11月3日以降運休中である。運賃についてはリガ市電#運賃を参照[2][3][10][11]。

系統番号 起点 終点 備考
1 Valmieras iela Pētersalas iela 2021年11月以降運休中
3 Centrāltirgus Sarkandaugava
4 Jugla Ziepniekkalns
5 Daugavas stadions Paula Stradiņa slimnīca
9 Stacijas laukums Iļģuciems
11 Centrālā stacija Ieriķu iela 月曜-金曜のみ運行
12 Āgenskalna priedes Šmerlis 月曜-金曜のみ運行
13 Centrāltirgus Ieriķu iela 月曜-金曜のみ運行
14 Esplanāde Mežciems
15 Latvijas Universitāte Ķengarags
16 Pļavnieki Šmerlis
17 Centrālā stacija Purvciems
18 Centrālā stacija Mežciems
19 Pētersalas iela Ziepniekkalns
22 Centrālā stacija Pļavnieki
23 Centrālā stacija Purvciems
25 Brīvības iela Iļģuciems
27 Stacijas laukums Ziepniekkalns

車両

開通時から1960年代までリガ市内のトロリーバスにはソ連製の車両が導入されたが、1960年以降はチェコスロバキア（現：チェコ）のシュコダ製の車両が継続的に導入されている他、2000年代以降はポーランドのソラリス製のノンステップバスも多数使用されており、2016年7月1日以降は全便がノンステップバスに統一されている。2022年現在の営業用車両は以下の通り[4][12][6]。

形式 両数 備考
シュコダ24Tr イリスバス 122両
シュコダ27Tr ソラリス 100両 連節バス
ソラリス・トロリーノ18（チェコ語版、ポーランド語版） トロリーノ18 43両 連節バス
トロリーノ18.75 10両 連節バス
水素燃料エンジンを搭載[13]
  • 現有車両
  • シュコダ24Tr イリスバス（2019年撮影）
    シュコダ24Tr イリスバス（2019年撮影）
  • シュコダ27Tr ソラリス（2015年撮影）
    シュコダ27Tr ソラリス（2015年撮影）
  • ソラリス・トロリーノ18（2015年撮影）
    ソラリス・トロリーノ18（2015年撮影）

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ a b c “About us” (英語). Rigas Satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  2. ^ a b “Routes and Timetables” (英語). Rigas Satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  3. ^ a b “TROLEJBUSU KUSTĪBAS MARŠRUTI”. Rigas Satiksme (2021年11月1日). 2022年1月3日閲覧。
  4. ^ a b c “1947. gads – Rīgā uzsākta trolejbusu satiksme”. Rigas Satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  5. ^ 海外視察報告書 (PDF) (Report). 神戸市会リガ・ドイツ訪問議員団. 25 December 2019. 2022年1月3日閲覧。
  6. ^ a b “Vehicle Statistics Riga, Trolleybus”. Urban Electric Transit. 2022年1月3日閲覧。
  7. ^ “1974. gads - Rīga saņem pirmos Tatra T3 tramvajus”. Rigas Satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  8. ^ “1998. gads – uzsākta tramvaju Tatra T3 renovācija”. Rigas Satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  9. ^ Олег Бодня. “Троллейбусные поезда: советская транспортная экзотика”. Грузовик Пресс. 2022年1月3日閲覧。
  10. ^ “Ticket sold in public transport” (英語). Rigas satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  11. ^ “Transporta līdzekļu vadītāju saslimšanas dēļ, no 3. novembra tiks veiktas izmaiņas sabiedriskā transporta sarakstos”. Rigas Satiksme (2021年11月1日). 2022年1月3日閲覧。
  12. ^ “2003. gada 20. februāris – izveidota SIA Rīgas satiksme”. Rigas Satiksme. 2022年1月3日閲覧。
  13. ^ “Rīgā 4. trolejbusa maršrutā sāk kursēt ar ūdeņradi darbināmi trolejbusi”. Latvijas Sabiedriskie Mediji (2020年3月24日). 2022年1月3日閲覧。

外部リンク

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