ラバク
ラバク(アラビア語: ربك; Rabak)はスーダンの青ナイル地方の白ナイル州の州都。スーダンの主要都市の一つで、州のプラントの数の8割以上、工業に対する投資の9割以上を占める工業都市となっている[1]。ラバクに工場を置いている企業としてはナイルセメント (Nile Cement Company)[2]、ケナナ砂糖 (Kenana Sugar)[3]などがある。2007年の人口は15万2711人だった。 地理標高362メートルの白ナイル川東岸に位置し、首都のハルツームからは約260キロメートル、エチオピア国境からは約340キロメートル、それぞれ離れている。交通は、ハルツーム・ラバク道路でスーダン北部と繋がっているほか、別の道路で東のセンナールや西のオベイドとも繋がっている。 歴史人口ラバクの人口の推移は以下の表の通り。
経済ラバクはスーダンにおいて独特なロケーションで、また前述のとおり交通の便が良い。このことがラバクをスーダンにおける主要な商業都市の一つにしている。また、2002年のセメント生産量が41,000トンとなったセメント製造業のナイルセメントや製糖会社、製油所などの工場がケナナには存在する。 脚注
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