ラグアット、ラグアト[1] (英語:Laghwat、フランス語:Laghouat、アラビア語:الأغواط)はアルジェリア北中部のラグアット県の県都。
首都アルジェの400km南に位置する。
2008年の人口は約13.4万人だった。
近くのハッシ・ルメル(英語版)にはアフリカ最大の天然ガス田が有る。
歴史
11世紀、ラグアット市が設立された。
17世紀、サアド朝(モロッコ)に朝貢した。
1786年、オスマン帝国が征服した。
1852年、フランスがラグアット包囲戦(英語版)を行い、征服した。
第二次世界大戦中、ラグアット捕虜収容所(英語版)が使われた。
1962年、アルジェリアがフランスから独立した。
2012年1月、アルジェリア騒乱が起き、警察は催涙ガスを使って抗議者を排除した。[2]
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地理
ラグアットはサハラ砂漠北端のサハラ・アトラス山脈(英語版)のアモール山脈(英語版)のオアシス都市である。
軍事・商業両面で重要な都市で、絨毯産業が盛んである。
県内には天然ガス田が有り、市内には気象台が有る。
ラグアット空港(英語版)(国際航空運送協会:LOO、国際民間航空機関:DAUL)が有る。
脚注
- ^ 小項目事典, ブリタニカ国際大百科事典. “ラグアトとは”. コトバンク. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “10 injured, several arrested in Algeria protests”. Agent France Press. 13 January 2012閲覧。
- ^ “Anger at squalid housing unleashes Algeria protest”. Reuters. 13 January 2011閲覧。