ヤクシマルリシジミ
ヤクシマルリシジミ(屋久島瑠璃小灰蝶、Acytolepis puspa)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科に分類される蝶の一種。 概要ルリシジミとよく似ている。また前翅最前縁の脈が中室端まで伸びるなどの差異がある。翅裏は一様な明灰色で、外周にそって黒点がならぶ。雄の翅表は構造色で青色に輝く。 幼虫の食草はノイバラ・テリハノイバラ・バクチノキ(バラ科)・イスノキ(マンサク科)。幼虫はつぼみや新芽を食べるので、親蝶はその付近に産卵する。 成虫は年4回ほど発生、越冬態は不定。冬以外はほぼいつでも見られる。花によく来るほか、湿地帯ではときに吸水集団をつくる。市街地の街路樹で発生することもある。 分布関東以西の東海地方、紀伊半島、徳島県、九州と南西諸島に分布。国外では東洋区。 参考文献
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