モナーク (戦艦)
モナーク (HMS Monarch) はイギリス海軍の戦艦。オライオン級。 艦歴1910年4月1日起工。1911年3月30日進水。1912年2月就役。 第一次世界大戦時はグランドフリートの第2戦艦戦隊所属。1916年5月31日にはユトランド沖海戦に参加した。この時は損害はうけなかった。 ワシントン海軍軍縮条約により、1921年に「モナーク」は退役したのち、1924年に標的艦に指定された。翌年1月21日、ほとんどの艤装を取り払われた「モナーク」は、イギリス海峡西端に位置するシリー諸島に曳航された。 まず、空軍機による空襲が行われたのち、C級軽巡洋艦およびV級、W級駆逐艦それぞれの主砲射撃目標とされた。さらに、巡洋戦艦「フッド」、「レパルス」、リヴェンジ級戦艦の標的となり、最後は戦艦 「リヴェンジ」により沈められた。 |