モイ・メンリン
モイ・メンリン(もい めんりん、英語名:Sherry MOI(シェリー・モイ))は、マレーシア出身のウイルス学者。東京大学大学院医学系研究科・教授[3]。学位は博士(医学)(筑波大学・2010年)。 人物多民族国家のマレーシア・クアラルンプールで、華人の両親の二女として生誕。東南アジアでは毎年多くの命を奪っているデング熱を発症して、熱帯病や感染症などの治療薬やワクチン研究を志すきっかけとなった。 マレーシアプトラ大学では微生物学、筑波大学修士課程では婦人科学(子宮内膜症等)の研究をおこなった[6]。筑波大学博士課程では国立感染症研究所にて倉根一郎に師事しウイルス学、感染免疫学、ワクチン学等を学ぶ。 新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)の際には、WHO専門家として、WHOと日本との情報共有や感染症対策の提言などに尽力した。 2024年6月、国際原子力機関(IAEA)オーストリア本部から要請を受けて、IAEA感染症専門家としてオマーンへ派遣され、感染症危機管理対策に必要となる医学、公衆衛生学などの専門的・技術的な事項についてのタスク構築や提言をおこない、オマーンの国家プロジェクトに尽力した[7]。 語学は母語のマレーシア語の他、英語(TOEIC 990点)・日本語・標準中国語・広東中国語・インドネシア語の6言語を習得したマルチリンガル。 略歴
現職
委員
賞歴
主な出演
など多数 著書
など多数 所属学会関連項目脚注
外部リンク
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