メル・ブルックスの大脱走
『メル・ブルックスの大脱走』(原題: To Be or Not To Be)は、1983年のアメリカ映画。エルンスト・ルビッチ監督の映画『生きるべきか死ぬべきか』(1942年)のリメイク作品[2]。 ストーリー1939年8月、ポーランドの首都ワルシャワで、フレデリック・ブロンスキー(メル・ブルックス)率いる一座はヒトラーをコケにした芝居を上演して大盛況。しかし上演中に外務省から圧力がかかり、やむなく途中からシェイクスピアの『ハムレット』を上演するはめになる。 そんな中、ナチスのスパイであるシレッツキー教授(ホセ・ファーラー)が巧妙にレジスタンスのリストを入手し、リストがゲシュタポの手に渡ろうとしていた。アンドレ・ソビンスキー中尉(ティム・マティスン)からそのことを知らされたブロンスキーはナチスの幹部に変装して奪還を試みるも、シレッツキー教授に変装を見破られてしまう。撃ち合いの末、シレッツキー教授を射殺してリストを取り返すが、今度はブロンスキーの妻・アンナ(アン・バンクロフト)の付き人がゲシュタポに身柄を拘束されてしまう。ブロンスキーはシレッツキー教授に、座員たちはナチスに変装して大芝居をうち、付き人を助け出す。 さらに一座は、ヒトラーとその部下たちが観劇している最中、彼らに変装して国外への逃亡を企て「大脱走」を成功させる。たどり着いたイギリスの地で、敬愛するシェイクスピアの『ハムレット』のさわり(ハイライト)を上演し、ブロンスキーとアンナ、そして一座の面々は幸福をかみしめるのだった。 キャスト
プロダクション・ノート
脚註
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