ムアンアーントーン郡座標: 北緯14度35分19秒 東経100度27分12秒 / 北緯14.58861度 東経100.45333度
ムアンアーントーン郡(ムアンアーントーンぐん)はタイ中部・アーントーン県にある郡(アムプー)である。アーントーン県の県庁所在地(ムアン)でもある。 名称アーントーンとは「金の瓶」という意味である。 歴史昔はムアン郡と呼ばれていた。このムアン郡の市庁舎はチャオプラヤー西岸のタムボン・バーンヘーのワット・チャイソンクラームの向かいに一時的にたてられた。 ラーマ2世は1813年、官吏のチャオプラヤー・アパイプートーンに、バーンケーオ運河を年中航行可能にさせるためのチャオプラヤー川の工事を命じた。しかし、このプロジェクトは失敗した。このため、市庁舎はチャオプラヤー東岸のバーンケーオ運河の河口に移転した。 1900年、ラーマ5世(チュラーロンコーン)がボートでこの郡を通過した。このとき、ラーマ5世は、ワット・ポートーンという寺院を改修し、ワット・アーントーンいう名称に改名し、西洋風の建物を持つ学校を建設している。 1926年郡庁舎から郡役所が分離し、郡庁舎の300メートルほど南に移転した。そして、所在地にあわせ郡もバーンケーオと命名した。その後1938年に政府はムアンアーントーン郡と命名した[1]。 地理チャイプラヤー川沿いにある。 交通は、国道32号線、311号線が南北に通っており、それぞれ北にシンブリー方面、南にアユタヤ方面とつうじている。国道350号線が西に延びており、スパンブリー方面と通じている。また、国道3267号線が東に延びており、タールア方面に延びている。 経済郡内の主な産業は農業であり、主な産物は米である。 行政区分郡内は14のタムボンに分かれ、さらにその下位に81の村(ムーバーン)が存在する。自治体が設置されており以下のようになっている。
また郡内には10のタムボン行政体が設置されている。以下は郡内のタムボンの一覧である。
脚注
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