ミルク (アイドルグループ)
ミルク (MILK) は、1979年から1980年にかけて活動した日本の女性アイドルグループ。 メンバー人物・来歴テレビ番組、『ちびっこ歌まねベストテン』(東京12チャンネル〈現:テレビ東京〉)の出演者で結成された小学生3人によるアイドルグループ(ただし、解散時は大森絹子のみ中学生になっていた)。 愛称にはそれぞれミミ(小畑和美)、ルミ(荻野目洋子)、クミ(大森絹子)が与えられており、3人の頭文字を繋げるとミルクになる。 番組で審査員をしてた作曲家の竜崎孝路や番組スタッフにより、チャンピオンになった女子小学生3人を番組でのマスコットガールのような形で結成された[2][3]。当初は番組内のみでの活動だったが、番組でメドレーを歌っていたのを当時ラブサウンズ音楽出版を経営していた平哲夫[4]がたまたま見かけたことで、ミルクは平の事務所に所属することになり、『ちびっこ歌まねベストテン』が1978年12月で終了した後、1979年4月に『ザ・あれから いちねん』でCBS・ソニーからレコードデビューした[3]。CBSソニー的にはミルクはキャンディーズの解散1周年を記念して結成されたという触れ込みで、デビュー曲もキャンディーズのメドレーソングという企画物だった[2][5]。 結成2年目の1980年8月にはワーナー・パイオニアに移籍して、2枚目となるシングルレコード『リトル・キッス』がリリース、平のプロデュースにより[6]、夏休み期間に音楽番組やイベントに出演してさらに本格的に売り出そうとした矢先に、ルミの荻野目洋子が芸能活動をやめたいと申し出る[2]。小学6年生の夏休みが終わったので今後は大好きな学校を休みたくないという理由だった[7]。ルミが抜けたことでグループのバランスが変わり、メンバーの補充も難しいと判断されてミルクは解散となった[2][3]。 ディスコグラフィシングル
コンピレーション・アルバム
脚注出典
|