ミラ・クニス
ミラ・クニス(Mila Kunis, 本名: Milena Markovna Kunis; ウクライナ語: Мілена Марківна Куніс, ミレナ・マルコブナ・クニス、1983年8月14日 - )は、アメリカ合衆国の女優である。 姓名は米語では「ミーラ・クーニス[ˈmiːlə ˈkuːnɪs]」という発音に近いが、日本では「ミラ・クニス」という表記が一般的である(その方が本来の発音に近い)。活動初期においては「ミラ・キュニス」と表記されることもあった。 来歴生い立ち出身は旧ソビエト連邦ウクライナ(ウクライナ・ソビエト社会主義共和国)のチェルニウツィーであり、両親は共にユダヤ人で、父親のマーク・クニスは機械技師、母親のエルバイラは物理教師兼薬局のマネージャーであり、兄がいる。1991年、家族でカリフォルニア州ロサンゼルスに移住[2]し、高校卒業後はロヨラ・メアリーマウント大学に在籍。 左右非対称の瞳の色を持つ虹彩異色症である。 キャリア9歳の時、ビバリーヒルズのスタジオで演技のレッスンをしているところをマネージャーに見出される。いくつかのCMやカタログ撮影を経て、1995年からテレビに出演する。1998年から『ザット'70sショー』に出演してブレイクする。同年放送のテレビ映画『ジーア/悲劇のスーパーモデル』では、アンジェリーナ・ジョリーが扮するジア・キャランジの少女時代を演じた。昨今は顔の造作がアンジェリーナ・ジョリーに似つつあり、"第2のアンジー"との呼び声も高い。 1997年、14歳のときに、チャック・ノリス主演の人気アクションドラマ『炎のテキサス・レンジャー』に出演、「チャック・ノリスは私に戦い方を教えてくれました!」と愛情を込めて振り返っている[3]。 2000年からは『ファミリー・ガイ』で、2005年からは『Robot Chicken』で声優を担当。 2008年公開の『寝取られ男のラブ♂バカンス』ではティーン・チョイス・アワードにノミネートされ、同年公開の『マックス・ペイン』ではマーク・ウォールバーグと共に主演した。 2010年にはダーレン・アロノフスキー監督の『ブラック・スワン』に出演し、第67回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)を受賞した。 2012年、アメリカの男性誌『エスクァイア』11月号で"最もセクシーな女性"に選出された[4]。 2024年、強姦の罪で逮捕・起訴されたダニー・マスターソンの量刑を軽くするように嘆願する手紙を夫のアシュトン・カッチャーらとともに裁判官へ送っていたことが発覚し大きな非難を浴びた[5]。 私生活2002年から2010年まで、俳優のマコーレー・カルキンと交際していた。2012年からはアシュトン・カッチャーと交際し[6]、2014年2月に婚約、2014年9月30日に第一子の女児が生まれた。2015年に挙式[7]。アシュトンとは10代の頃に『ザット'70sショー』で恋人役を演じており、これが二人の馴れ初めとされ[8]、ミラのファーストキスの相手でもあった[9]。 2016年に第2子男児を出産[10]。 主な出演作品映画
テレビ
コンピュータゲーム
出典
外部リンク |