ミニDINコネクタミニDINコネクタ(ミニダインコネクタ、ミニディンコネクタ)は、ドイツ工業規格(DIN)により規格化された多ピンコネクタである。ミニDINコネクタは、それ以前に画定されたDINコネクタに形状が似ているが、それよりもサイズが小さい。 概要ミニDINコネクタは直径9.5 mm[1]で(DINコネクタは13.2 mm)、信号ピンの数が3本から9本までの7つのパターンがある。あるパターンのプラグを他のパターンのソケットに入れようとしても入らないようにするため、金属シールドに3カ所の凹みと、四角いプラスチックピン(信号ピンではない)がある。7つのパターンは、(1)信号ピンの配置、(2)四角いプラスチックピンのサイズと位置、(3)円形の金属シールドの凹みの位置がそれぞれ異なる。 一般にレセプタクルはメスであり、ロック機構は無い。信号ピンが細く、曲がりやすい。 プラグ(オス側)のピン番号は左から右、下から上に振られている。ピン1は左下、最も大きなピン番号のピンは右上になる。メス側は左右反対になる。
非標準のコネクタいくつかの非標準ソケットは、標準的なミニDINプラグとかみ合うように設計されている。このような非標準コネクタは、標準コネクタにはない信号ピンを追加し、2つの標準コネクタが必要な所を1つのコネクタで済むようにして、スペースを節約するのに使われている。 その他の非標準コネクタは、同じ規格の非標準コネクタ同士でしか接続できず、9.5 mmのコネクタを使用するという点だけがミニDINコネクタと共通している。これらの非標準ミニDINコネクタは、ドイツ工業規格を制定するドイツ規格協会に承認されたものではなく、そのメーカーが独占しているものである。 非標準コネクタは単品では商品として流通しておらず、すでにケーブルとして加工済みの既製品を流用するか[5]標準コネクタを改造することでしか代用が出来ない[6]。
その他の非標準コネクタの利用例
その他の利用例
関連項目出典
外部リンク |