マーガレット・テューダー
マーガレット・テューダー(Margaret Tudor, 1489年11月28日 - 1541年10月18日)は、スコットランド王ジェームズ4世の王妃。イングランド王ヘンリー7世と王妃エリザベス・オブ・ヨークの長女でヘンリー8世の姉。 スコットランド王ジェームズ6世/イングランド王ジェームズ1世にとって母方、父方双方で曾祖母に当たる。 生涯1503年8月8日、ホリールード寺院においてスコットランド王ジェームズ4世と結婚した。4男2女を産んだが、三男のジェームズ5世以外はいずれも早世した。 ジェームズ4世が死去した翌年の1514年8月6日、第6代アンガス伯アーチボルド・ダグラスと再婚し、翌1515年にはダーンリー卿ヘンリー・ステュアートの母マーガレット・ダグラスを産んだが、後に離婚した。 1528年3月3日、メスヴェン卿ヘンリー・ステュアート(スコットランド王ロバート3世の弟オールバニ公ロバート・ステュアートの6代後の子孫)と3度目の結婚をした。 マーガレットの死後、ヘンリー8世の子らが王位に即くも、ことごとく子孫を成さずに崩御した。その結果、マーガレットの血筋を通じてジェームズ6世/1世が両国王を兼ねる同君連合体制(王冠連合)が始まった。ステュアート朝末期の両国の合同、ジェームズ6世/1世の血を引くハノーヴァー家の王位継承を経て、今日のイギリス王室(ウィンザー朝)もマーガレットの血を引いている。 子女最初の夫ジェームズ4世との間に6人の子を儲けたが、ジェームズ5世を除いて夭折した。
2番目の夫アンガス伯アーチボルド・ダグラスとの間に娘を1人儲けた。
系図
参考文献
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