マーガレット・オカヨ
マーガレット・オカヨ(Margaret Okayo、1976年5月30日 - )はケニアの陸上競技選手。ニャンザ州キシイ県マサバ出身のキシイ族[1]。ボストンマラソンをはじめメジャー大会で4勝を挙げるなど、マラソンで成功を収めた選手である。 オカヨは9人兄弟の5番目の子どもに生まれた。プライマリースクール時代の13歳から陸上競技を始め、1993年にセカンダリースクールを卒業した[注 1][2]。ナイロビへ居を移した後、1995年に刑務所職員として採用され、ケニアのトップランナーとしてのキャリアを歩み始めた[1][3]。 コーチのガブリエル・ローザにより素質を見出されてフィラに所属した後は、1年のうち数ヶ月間ブレシアに滞在して練習を重ねた[4]。1998年コモンウェルスゲームズ10000mで5位に入賞し、1999年世界ハーフマラソン選手権で13位となった。 オカヨはニューヨークシティマラソン、ボストンマラソン、ロンドンマラソンのメジャー大会で4勝を挙げた。このうちニューヨークシティマラソンでは2001年に2時間24分21秒の記録を残して優勝し、1992年にリサ・オンディエキが樹立した大会記録を19秒更新した[5]。2003年にはキャサリン・ヌデレバ、ローナ・キプラガトらを破って2度目の優勝を飾り、自身が持つ大会記録を2時間22分31秒まで縮めている[2]。 オカヨはミラノマラソン、ロックンロールマラソンでも優勝を重ねたが、女子マラソンケニア代表として出場した2004年のアテネオリンピックは途中棄権の結果に終わった。ハーフマラソンでは2003年のウーディネハーフマラソンにて優勝し、2008年のローマ・オスティアハーフマラソンで3位となった[6][7]。 主な戦績
記録注釈
脚注
外部リンク
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