マリオ・カサス(Mario Casas Sierra, 1986年6月12日 - )は、スペイン・ア・コルーニャ県ア・コルーニャ出身の俳優。テレビドラマ『Los hombres de Paco』や『El Barco』、映画『El camino de los ingleses』、『空の上3メートル』、『その愛を走れ』などの演技で知られている。
まずはいくつかのコマーシャルに出演し、2005年にはテレビドラマ『Obsesión』に脇役として出演[1]。その後はテレビドラマ『Motivos personales』、『Mujeres』にも出演した。2006年にはアントニオ・バンデラス監督の『El camino de los ingleses』で映画デビューし、国内メディアの注目を集めた。同年にはラ・セクスタのテレビドラマ『SMS』に出演。2007年から2010年に放送されたアンテナ3のコメディドラマ『Los hombres de Paco』では国外の視聴者にも存在を知らしめた。2009年には2つのヒット映画、『Fuga de cerebros』と『灼熱の肌』に出演し、前者ではアマイア・サラマンカ(英語版)の相手役、後者ではヨン・ゴンサーレス(英語版)の親友役を務めた[2]。この2作品は揃って公開初週の興行収入第1位を記録している。2010年にはパコ・カベサス監督の『Carne de neon』に出演。同年の最高興行収入記録を上げた『空の上3メートル』ではマリア・バルベルデの相手役を務めた。2012年には『Tengo ganas de ti』でバルベルデやクララ・ラゴと共演[5]。