マエストラーレ (フリゲート)
マエストラーレ(イタリア語: Maestrale, F 570)は、イタリア海軍のマエストラーレ級フリゲート1番艦。艦名は北西の風(ミストラル)を意味するイタリア語に由来する。 艦歴「マエストラーレ」は、リウーニティ造船リヴァ・トリゴソ造船所で建造され、1981年2月2日に進水、1982年3月7日に就役する。 1997年に北大西洋条約機構の下で北ヨーロッパ各国海軍と共に活動し、イギリス近海にてBOST演習を実施する。これ以前は、ペルシャ湾岸作戦2号(1991年)、シャープ・ヴィジランス作戦(1992年)、シャープ・フェンス作戦(1993年)、シャープ・ガード作戦(1994年)、このうち後者3つの任務はNATOによるユーゴスラビア紛争への対処作戦のためにアドリア海に展開していた。21世紀入ると不朽の自由作戦(2002年)、アクティブ・エンデヴァー・ストロング・パトロール作戦(2003年)に参加する。 ソマリア沖の海賊に対処するため第150合同任務部隊に参加中の2009年5月5日に不審船に襲撃されようとしていたイタリア籍ガス運搬船「ネバーランド(Neverland)」を救援するため艦載ヘリコプターを向かわせた。この他にも船舶の護衛に携わる。アタランタ作戦にも参加している。 脚注外部リンク
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