ポール・ケーシー
ポール・ケーシー(Paul Casey、1977年7月21日 - )は、イングランド・チェルトナム出身の男子プロゴルファー。イングランドのプロゴルフ界を代表する選手の1人として活動している。チーム戦でも豊富な経験を持ち、2004年のワールドカップでルーク・ドナルドとコンビを組んだ優勝もある。2009年4月にアメリカPGAツアーの「シェル・ヒューストン・オープン」で初優勝を挙げた。世界ランキング自己最高位は3位。 ケーシーはアリゾナ州立大学の学生ゴルフ選手を経て、2000年にプロ入りした。2001年8月の「グレンイーグルズ・スコティッシュPGA選手権」でヨーロッパツアー初優勝。同年11月、ケーシーは日本の太平洋クラブ御殿場コースで開かれたEMCワールドカップにイングランド代表選手として参加し、イアン・ポールターとのコンビで単独5位に入った。ワールドカップでは2002年3位・2003年2位を経て、2004年にルーク・ドナルドとのコンビで優勝を決めた。開催コースはスペイン・セビリアにある「リアル・クラブ・ド・ゴルフ」(Real Club de Golf de Seville)(ホセ・マリア・オラサバルの設計コース)であった。ケーシーとドナルドは4日間通算 257 ストロークで回り、2位のスペイン・チーム(セルヒオ・ガルシアとミゲル・アンヘル・ヒメネス組)に1打差をつけて優勝した。[1] 2006年、ケーシーはヨーロッパツアーで年間3勝を挙げ、賞金ランキングでパドレイグ・ハリントン(アイルランド)に続く2位に入った。彼はキャリアの早い時期から、ヨーロッパツアーとアメリカPGAツアーを掛け持ち参戦してきたが、2007年度のPGAツアー賞金ランキングで125位以内を確保し、2008年からアメリカツアーにフル参戦を開始した。2009年1月の「アブダビ・ゴルフ選手権」でヨーロッパツアー9勝目を獲得。2月末に行われた世界ゴルフ選手権シリーズ第1戦の「アクセンチュア・マッチプレー選手権」で決勝戦に勝ち進み、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)に敗れて準優勝者になる。マスターズ前週の「シェル・ヒューストン・オープン」で、ケーシーは 11 アンダーパーで並んだJ・B・ホームズ(アメリカ)とのプレーオフを制し、アメリカツアー初優勝を達成した。これにより、彼の世界ランキングは6位に上がり、初めての世界トップ10入りを決めた。2009年5月の欧州ツアー・BMW PGA選手権優勝により、彼は世界ランキング3位に到達した。 ケーシーのこれまでのメジャー大会成績は、2004年マスターズ6位・2008年全英オープン7位などがある。彼はアメリカ選抜チームとヨーロッパ選抜チームによる団体戦・ライダーカップにも、2004年・2006年・2008年の3回連続でヨーロッパ代表選手に選ばれた。 ツアー優勝歴(19)PGAツアー(3勝)
PGAツアープレーオフ記録 (1–2)
欧州PGAツアー(15勝)
1アジアンツアー共催 アジアンツアー (2)
1ヨーロピアン共催 韓国ツアー (1)
その他優勝 (2)
外部リンク
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