ポホヨイスエスプラナーディ通り
ポホヨイスエスプラナーディ通り(ポホヨイスエスプラナーディどおり、フィンランド語: Pohjoisesplanadi, 英: north Esplanade)は、フィンランドの首都ヘルシンキにある道路である[1][2][3][4]。北エスプラナーディ通りとも[5]。 概要この通りはヘルシンキ中心部を東西に走り、全長およそ1キロメートル[6]である。東はヘルシンキ湾のカタヤノッカ運河(fi)の先まで伸び[7]、西端にマンネルヘイム通り との交差点がある[8]。周辺の大通りは1本北がアレクサンテリン通り、南側はエスプラナーディ公園を挟みエテラエスプラナーディ通り が通る[9]。 エスプラナーディ公園 に南面し、西半分はほぼすべて公園沿いに[9]、東はマーケット広場 (カウッパトリ)を南に見ながら湾に沿って北上する[6][10][9]。またエスプラナーディ公園を挟むこの通りと南側の通りを合わせてエスプラナーディ通りとも呼び[11][9]、19世紀後半の再開発で大きく変わった地区である。さまざまな種類の建築物が次つぎに建てられ、ヘルシンキ近代化のシンボルとなった[12]。 命名の由来南北の道路は公園に因んで命名されたが、「エスプラナーディ」という言葉は元来、砦を取り巻く空間を指し[13]、スウェーデン領であった1820年、ヘルシンキの都市計画に含まれた公園を「エスプラナーゲタン」(スウェーデン語: Esplanadgaten)と命名した。1836年には公園沿いの「南・北」の道路に公園の名を添えて命名、それをフィンランド語化して1909年に南および北のエスプラナーディ通り(フィンランド語: Esplanaadikatu)と改名する [14]。さらに道路標識の表記を1965年に法規にしたがいフィンランド語に整えた[14]。現状では1972年以降、フィンランド語読みでもスウェーデン語読みでも1単語にまとめた名称が定着している[15]。 施設目抜き通りに面する官庁や公共機関として東から1番地に大統領官邸[4]、3番地に最高裁判所最高裁判所[16]がある。地方自治体の機関として11番地から13番地をヘルシンキ市庁舎[17]が占め、19番地にヘルシンキ観光局(Helsinki Tourist Information)がある[18][1]。
商業関連を見ると23番地にイッタラ[19][20]、25番地に Ril's Concept Store があり[21]、同じ街区の25番地から27番地にKalevala Koru|カレヴァラ・コル[20]、同じ27番地にアーリッカが入居する[22]。1887年創業の老舗ホテル カンプは29番地である[23]。33番地のマリメッコ[24]を過ぎると35番地はルイ・ヴィトンである[25]。また37番地にはシナモンロールを味わえるカフェ・エスプラナード (Café Esplanad) が店を置き[26][27]、アカデミア書店は39番地にある[28]。 建物と交差する道路
脚注
参考文献
外部リンク
|