ポスキアーヴォ湖
ポスキアーヴォ湖(ポスキアーヴォこ、Lago di Poschiavo)はスイス連邦グラウビュンデン州の湖である。湖面標高962 m[1]。後氷期にポスキアーヴォ谷の西側にあるモンテ・ギュメリン(monte Giümelin)の山腹が崩壊したことで堰止湖が形成された。谷の北はベルニナ峠、南はティラーノである。 水力発電湖南端の取水口からリパワー社(Repower AG)[2]カンポコローニョ水力発電所(Kraftwerk Campocologno、標高520 m)に送水されている。この発電所には2つのプラントがあり[3]、第1発電所は1904~1907年、第2発電所は1950年に建設された。 上流のラーゴ・ビアンコとの間にパル(Palü)、カヴァリア(Cavaglia)、ロッビア(Robbia)の3つの水力発電所がある。既存発電所のリニューアル及びラーゴ・ビアンコとポスキアーヴォ湖を直接繋ぐ1000 MWの揚水発電所建設プロジェクト[4][5]が2016年に州議会で承認されている。 交通湖の西岸をレーティッシュ鉄道ベルニナ線が通る。湖北端にレ・プレーゼ駅(Le Prese)[6]、南端にミララーゴ駅(Miralago)がある。 ギャラリー
参考文献
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