ボックストロール
ボックストロール(The Boxtrolls)は、2014年のアメリカのストップモーション・アニメーション映画。 概要アラン・スノウの「Here Be Monsters」という小説を元に制作された、「ボックストロール」と呼ばれるモンスターたちと、ボックストロールに育てられた少年の冒険を描くアニメーション映画。第87回アカデミー賞の長編アニメ映画賞とゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされ、アニー賞では9部門にノミネートされ声優賞と美術賞を受賞した。 日本では、アメリカでの公開から4年後に、東京都写真美術館ホールにて、「スタジオライカ特別上映」として、「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」「コララインとボタンの魔女」と併せて特別上映された。 あらすじチーズブリッジの町には、夜な夜な地下から現れては、子供を襲って食べると言われている、ボックストロールという名のモンスターたちがいた。その存在を恐れるリンド卿は、害虫駆除業者のスナッチャーに彼らの退治を依頼した。 しかし実際は、夜の町でゴミをあさって、発明に明け暮れる毎日を送る平和なモンスターだった。彼らは次々捕らえられてゆき、地下で彼らと暮らしていた人間のエッグスは、自分を育ててくれたトロールのフィッシュが捕まったと聞き、彼らの救出のために初めて地上に上がったのだった。 キャスト※括弧内は日本語吹替キャスト
制作2008年6月、ライカは開発中のプロジェクトを発表し、その中には、アラン・スノウの小説「Here Be Monsters!」のアニメーション化された長編映画も存在した。 ライカは2013年2月7日、「The Boxtrolls」というタイトルの3Dストップモーションアニメを発表した。 ライカのCEOであるトラヴィス・ナイトは、「550ページの小説を90分の映画に凝縮することが最大の課題である」と指摘した[3]。 興行収入米国とカナダでは、3,464の劇場で開幕週末に1720万ドルを稼ぎ、「イコライザー」と「メイズ・ランナー」に次いで3位の結果となった。この結果は、ライカの作品の中で2番目の記録である。 脚注
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