ベン・ウッドバーン
ベンジャミン・”ベン”・ウッドバーン(英語: Benjamin "Ben" Woodburn, 1999年10月15日 - )は、イギリス (イングランド)・ノッティンガム出身、チェシャー[1]のチェスター育ちのサッカー選手。サルフォード・シティFC所属。ウェールズ代表。ポジションはフォワード(FW)、ミッドフィールダー(MF)。 クラブ経歴リヴァプールFCの下部組織出身。下部組織時代には親の意向を受けて、カークビーにあるアカデミーに、レインヒルの寮から通うのではなく、より遠方の自宅から通っていた。クラブ側も彼の才能を見込んでトレーニング後には毎日チェシャーの自宅まで運転手を通じて送り届けていた[2]。15歳の時にはU-16チームからU-18チームに早くも昇格、同クラブで最も有望な人材が集まるフューチャー・グループというプログラムに参加、週一回トップチームの監督のペップ・ラインデルスと共にトレーニングをする事となった[3]。 この課程でユルゲン・クロップの目に留まり、トレンメア・ローヴァーズFCとの2016-17シーズンのプレシーズンマッチに出場した[4]。その後フリートウッド・タウンFC戦ではベンチスタートとなったものの後半戦に出場、1得点2アシストの活躍を見せ5-0の勝利に貢献した[5][6]。2016年11月8日にはトレント・アレクサンダー=アーノルドと共にプロ昇格した[7]。同月26日のプレミアリーグ、サンダーランドAFC戦の92分にジョルジニオ・ワイナルドゥムとの交代でプレミアリーグ初出場[8]。17歳と42日での初出場はリヴァプール史上では3番目に若く、プレミアリーグ全体の歴史で見てもジャック・ロビンソンに次いで2番目に若い記録となった[9]。3日後の29日にはEFLカップ2016-2017の準決勝、リーズ・ユナイテッドFC戦で67分にケビン・スチュワートとの交代で出場、81分に得点を決め、マイケル・オーウェンが保持していたリヴァプール史上最年少得点記録を98日上回る記録で塗り替えた[10][11][12]。 2018年7月31日、シェフィールド・ユナイテッドFCにレンタル移籍する[13]が、怪我などもあり大きな活躍はすることができず、2019年1月にローンバック。 残りのシーズンも出場はなく、2019年7月30日、オックスフォード・ユナイテッドFCにレンタル移籍が決定[14]。背番号は10。 2020年10月16日、昨季までリヴァプールU-23チームの監督を務めていたニール・クリッチリーが監督を務めるブラックプールFCにレンタル移籍が決定[15]。 2021年8月23日、ハート・オブ・ミドロシアンFCにレンタル移籍した[16]。 2022年6月9日、2021-22シーズンいっぱいでリヴァプールを契約満了で退団することが発表された。 2024年7月23日、サルフォード・シティFCに移籍した[17]。 代表経歴イングランドの生まれであるが、年代別代表はウェールズを選択。U-17代表では2016年にギリシャ戦で主将を務めた[3]。その後、U-19代表としてUEFA U-19欧州選手権2016の予選に出場、ルクセンブルク代表から得点を奪った[18]。 2017年3月にウェールズA代表に初めて招集された[19]。この時は出場機会がなかったが、同年9月2日の2018 FIFAワールドカップ予選オーストリア戦で代表デビューを飾ると、ミドルシュートから決勝点となる代表初ゴールを挙げウェールズの勝利に貢献した[20]。 個人成績
代表歴試合数国際Aマッチ 1試合 1得点(2017年- )
代表での得点
参考文献
外部リンク
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