ベルヴァーロシュベルヴァーロシュ(ハンガリー語: Belváros; ドイツ語: Innenstadt、中心業務地区の意)とは、ハンガリーの首都ブダペストのうちペシュト地区の旧市街の事である。今日では、5区の南部に該当し、ブダペストの目抜き通りであるヴァーツィ通り等が存在しており[1]、観光客も多く訪れる地域である。 広義では、ブダペストの中心部を意味し、一般にはナジケルートとドナウ川に挟まれたペシュト側の地域の事を意味する[2]。この場合のベルヴァーロシュは5区、6区、7区の全て、8区、9区、13区の一部を含んでいる。更にナジケルートをブダ側まであると見做す場合は1区、2区、11区、12区の一部も含まれる。 位置ベルヴァーロシュはドナウ川の川岸にあり、城郭都市時代の城郭の位置となっていた。 ベルヴァーロシュの境界は、ヴィガドー広場、デアーク・フェレンツ広場、ナジケルート、ドナウ川となっている。 行政ペシュトは1704年に無税王宮都市となった。市の中心部はその後ブダペスト地下鉄の開通する18世紀半ばまで、ベルヴァーロスと呼ばれた。1873年に合併しブダペストが出来ると、ベルヴァーロスは4区の中心部となった。1950年1月1日にリポートヴァーロシュ地区と合併し、5区になった。1990年以降、5区は公式にベルヴァーロシュ・リポートヴァーロシュと呼ばれるようになった[3] 交通三本のブダペスト地下鉄の路線がデアーク・フェレンツ広場駅で乗り換えられる。また、バス路線や路面電車、トロリーバス等も利用できる。 名所参考文献
外部リンク
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