ベアタ・シドゥウォ
ベアタ・マリア・シドゥウォ(ポーランド語: Beata Maria Szydło, 出生名:ベアタ・クシニスカ(Beata Kusińska), 1963年4月15日 - )はポーランドの政治家。彼女はハンナ・スホツカ、エヴァ・コパチに続く3人目の女性首相である。ベアタ・シドウォとも書かれる[1]。一部の報道では「ベアタ・シェドワ」と表記された[2]。 生い立ちオシフィエンチムで生まれ、ブジェシュチェ近郊で育つ。彼女の父は同地で炭鉱夫をしていた[3][4]。1989年、クラクフのヤギェウォ大学の哲学歴史学部博士課程を修了[5]。その後、クラクフ市歴史博物館のアシスタント、ブジェシュチェ文化センター長等を歴任[5]。2001年にはクラクフ経済大学の行政マネジメント課程を修了している[5]。 政治経歴1998年、35歳の時、シドゥウォはブジェシュチェの町長に当選。2005年9月25日にはPiSの候補者として12-フシャヌフ選挙区で14,447票を得て下院(セイム)議員に初当選(以後4期連続当選)。 2015年6月20日、PiSの党大会で、シドゥウォは2015年の総選挙の首相候補に指名された[6]。総選挙で彼女の党は37.6%の得票を得て与党市民プラットフォームの24.1%を上回り、上院下院の両方で過半数を獲得[7]。2015年11月16日、アンジェイ・ドゥダ大統領により、エヴァ・コパチの後任の首相に任命された[8]。2017年12月7日に議会に提出された内閣不信任決議案は賛成168票・反対239票・棄権17票で否決されたものの同日中に辞任を表明し[9]、12月8日にドゥダ大統領はマテウシュ・モラヴィエツキ財務大臣に組閣を要請した。12月11日、モラヴィエツキ内閣の副首相に就任[10]。 人物エドヴァルト・シドゥウォ(Edward Szydło)と結婚。夫婦には2人の息子、ティモテウシュ(Tymoteusz)とブワジェイ(Błażej)がいる[3][11]。 脚注
外部リンク
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