ブルッフザール (Bruchsal ) は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州のクライヒガウ丘陵(ドイツ語版)西端、カールスルーエの北約20kmに位置する小都市。ヨーロッパでも有数のアスパラガスの市場があり、カールスルーエ郡の中でも大きな市であり、周辺市町村の中級中心都市でもある。
1972年までブルッフザールは同名の郡の郡庁所在地であったが、1973年の郡の再編でカールスルーエ郡に所属することになった。
地理
ブルッフザールはライン地溝帯に位置し、クライヒガウ丘陵からのライン川の支流であるザールバッハ川(ドイツ語版)沿いにある。
行政区域
北から時計回りに、カールスルーエ郡: フォルスト(ドイツ語版)、ウプシュタット=ヴァイアー(ドイツ語版)、クライヒタール(ドイツ語版)、ブレッテン(ドイツ語版)、ゴンデルスハイム(ドイツ語版)、ヴァルツバッハタール(ドイツ語版)、ヴァインガルテン(ドイツ語版)、シュトゥッテンゼー(ドイツ語版)そしてカールスドルフ=ノイタルト(ドイツ語版)である。
飛地がカールスドルフ=ノイタルトの北にグラーベン=ノイドルフ(ドイツ語版)、ワーグホイゼル(ドイツ語版)そしてハンブリュッケン(ドイツ語版)にある。
地域計画
ブルッフザールはカールスルーエを中心とする中部オーバーライン地域連合の中級中心都市である。
歴史
→ ブルッフザールの歴史を参照(ドイツ語版)
行政
自治体議会
ブルッフザールの自治体議会は2014年5月25日に選挙を行った。全32議席(以前は35議席)の結果は以下のように配分されている
Partei |
Stimmen 2014 |
+/− |
Sitze 2014 |
+/− |
Stimmen 2009 |
+/− |
Sitze 2009 |
+/−
|
CDU |
36,78 % |
(+0,5) |
11 |
(-3) |
36,2 % |
(−6,9) |
14 |
(−4)
|
SPD |
21,81 % |
(+1,6) |
7 |
(+/-0) |
20,2 % |
(+0,3) |
7 |
(−1)
|
FWV |
15,22 % |
(-1,4) |
5 |
(-1) |
16,6 % |
(−1,8) |
6 |
(=)
|
FDP/Bürgerliste Bruchsal |
8,41 % |
(-3,9) |
3 |
(-1) |
12,3 % |
(+4,0) |
4 |
(+1)
|
緑の党/Neue Köpfe |
12,06 % |
(+0,1) |
4 |
(+/-0) |
12,0 % |
(+1,7) |
4 |
(=)
|
AfD |
2,94 % |
(+2,9) |
1 |
(+1) |
n.a. |
|
n.a. |
|
左翼党 |
1,73 % |
(+1,7) |
1 |
(+1) |
% |
() |
0 |
(0)
|
その他 |
% |
() |
0 |
(+/-0) |
2,7 % |
(+2,7) |
0 |
(=)
|
首長
首長はBürgermeisterであるが、1956年4月1日より、8年ごとに直接市民の選挙によって選出される上級市長(Oberbürgermeister)である。
紋章
図柄: 青地に銀の十字架、左上の角に銀の弾丸。
友好都市
姉妹都市は以下である。
経済と社会資本
交通
ブルッフザールインターチェンジを経由してカールスルーエおよびフランクフルトへ向かうA 5にアクセスできる。また、連邦道路3号線(カールスルーエ - ハイデルベルク)および連邦道路35号線(ブレッテン - ゲルマースハイム)が通っている。
ブルッフザール駅(ドイツ語版)は、カールスルーエおよびハイデルベルクへ向かうラインタール線(ドイツ語版)、ミュールアッカー (de) へ向かうヴュルテンベルク西部鉄道(ドイツ語版)、ゲルマースハイムへ向かうBruhrainbahnと接続している。またマンハイム-シュトゥットガルト高速線の交差がある。
Sバーンとしては、ライン=ネッカーSバーンのS 3 (カールスルーエ–ハイデルベルク–ゲルマースハイム)、S 33 (ブルッフザール–グラーベン=ノイドルフ–ゲルマースハイム)およびS 4 (ブルッフザール–ハイデルベルク–ゲルマースハイム)と、シュタットバーンとしてはカールスルーエ シュタットバーン(ドイツ語版)のS 31 (カールスルーエ–ブルッフザール–オーデンハイム), S 32 (カールスルーエ–ブルッフザール–メンツィンゲン) およびS 9 (ブルッフザール–ブレッテン–ミュールアッカー)がある。
参考文献
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
ブルッフザールに関連するメディアがあります。