ブリックヤード400
ブリックヤード400(Brickyard 400)は、インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されるモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズの一戦。2005年から2009年までは米国大手保険会社のオールステート保険(Allstate Insurance)が冠スポンサーとなり、「Allstate 400 at the Brickyard」のタイトルで開催されていた。 歴史1990年代にはすでにアメリカ合衆国で人気ナンバーワンモータースポーツに成長していたNASCARではあったが、そのレースは以前アメリカ合衆国南部を中心に行なわれていて、F1モナコGP、ル・マン24時間レースと並び世界3大レースのひとつであるインディ500が行なわれるアメリカンモータースポーツの聖地、アメリカ合衆国北部インディアナ州のインディアナポリス市近郊のインディアナポリス・モーター・スピードウェイでの開催はされていなかった。 そこで当然インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのNASCARレース開催の機運が高まり、1994年にブリックヤード400としてスタートした。 概要インディアナポリス・モーター・スピードウェイのコースを160周(1周:2.5mile = 4,000m)400マイルで争われる。バンクが低いインディアナポリスではサイド・バイ・サイドでターンに進入することが難しく、レースはシングルファイル(一列の状態)で進む。そのため予選上位が有利である。ただしロードコースが得意なドライバーでも上位進出が期待できる。 由来ブリックヤード400の「ブリックヤード」とは英語で「煉瓦の庭」を意味し、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのニックネームである。 これはかつて、インディアナポリス・モーター・スピードウェイが無数の煉瓦で舗装されていたことに由来する。 アスファルト舗装に変わった現在も、スタート/フィニッシュラインに1ヤードだけレンガのラインが残されている。 優勝ドライバーはチームメンバーや家族と共にこのラインにキスをすることが恒例となっている。 誤解日本人の中にはデイトナ500やインディ500と間違える人も多いが、以下の違いがある。
歴代優勝者
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