フェリーあかしあ
フェリーあかしあは、新日本海フェリーが運航していたフェリー。 概要すずらん丸・フェリーはまなすに続く新日本海フェリーの第3船として神田造船所で建造された。1972年に建造されたフェリーはまなすより大型化し[2]、北海道方面のフェリー航路では初めて1万トンを越える総トン数となった[4]。すずらん丸・フェリーはまなすと同じく船首には遮浪ドームを装備するほか。船体中央上部にはダミーファンネルを設置。内部は2層吹き抜け構造のラウンジとした。 1973年7月の就航により舞鶴・敦賀 - 小樽航路は週6便の運航となった[5]。 新潟港への寄港の要望があり新日本海フェリーも寄港を要望していたが、新潟港のフェリーバースの整備・航路浚渫などインフラ整備が必要で、完了を待って運輸審議会により1974年5月16日に敦賀 - 新潟 - 小樽航路が認可され、本船は同年6月8日から新潟港への寄港を開始した[6]。 1988年7月にニューあかしあとの交代で海外売船されフィリピンのSulpicio LinesでFilipina Princessとして就航していたが、2011年に運航終了。その後解体された。 船内
脚注
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