ビティレブ島
ビティレブ島(ビティレブとう、Viti Levu Island)は、太平洋南部のフィジー諸島最大の島。首都スバ、国際空港のあるナンディなどの都市があるフィジーの中心的な島である。「ビティ=フィジー」、「レブ=大きい」、という意味である。 面積は10,388km2で、岐阜県と同じくらいである。全般的に山がちで平野は少ない。一番高い山はトマニビ山(Mt. Tomanivi、旧称:ヴィクトリア山 Mt. Victoria)の1,324mである。 島の北側にバトゥイラ海峡(Vatu-i-Ra Channel)、南側にカンダブ水路(Kandavu Passage)がある。また、南部のナブア川の上流部には自然保護区があり、2006年にラムサール条約登録地となった。一帯の森林には固有種のサゴヤシのフィジーゾウゲヤシが生え、Redigobius leveriとSchismatogobius chrysonotusの2種の固有種の淡水魚および17種の固有種の鳥類が生息している[1]。 主要都市は東部の首都スバ、西部のラウトカ、ナンディ。農作物はサトウキビ、バナナ、ココヤシなどが栽培される。 脚注
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