ビックリマン プロ野球チョコ『ビックリマンプロ野球チョコ』(ビックリマンプロやきゅうチョコ)は、ロッテから発売されたウエハースチョコレート。定価84円(税込)。 概要タイトルのとおり、『ビックリマン』とのコラボレーション商品である。2006年7月18日に関東地区と甲信越静地区で、それ以外の地区では8月29日より発売された。おまけとして12球団の選手のシールが1枚同梱されている。シールは各球団から野手・投手1名ずつの全24種類で、2007年からは「ゴールドプレートシール」という彫金のようなシールが加えられ、全36種類となっている。 ゴールドプレートシールには以前に登場した各球団1名ずつの12選手が登場し、裏面にはその選手の直筆サインがプリントされている。なお、通常シールの裏面は2007年版まで所属チーム名と選手名、生年月日と身長、体重、出身校、選手メッセージが書かれていたが、2008年版は生年月日と身長、体重、出身校の代わりにビックリマン悪魔vs天使シールの裏書きを彷彿とさせる応援歌のような文章が書かれている。また、08年版ではシール裏面に当たりが出ると、限定でシールホルダーがもらえるキャンペーンを実施していた。 登場選手2006年版
2007年版
2008年版
関連シール上記シリーズとの直接的な繋がりはないが、同じプロ野球をモチーフとしたシールの元祖は、1988年にロッテオリオンズの本拠地である川崎球場へ試合を見に来た子供ファンに配布されたオリオンズヒーローシールシリーズとされている。キャラクターのモデルとなった選手は、「スーパーオリオン」と冠された当時の有藤道世監督と9選手の全10種類。それぞれ「パート1」と「パート2」のヴァージョン違いがあるため20種類になる。パート1の裏書きは選手名、生年月日と身長、体重、出身校、趣味、愛称、選手メッセージで、パート2の裏書きはビックリマン悪魔vs天使シールのようなレイアウトになっており、それらしい雰囲気の文章とイラストが添えられている。その裏書きによると選手のキャラクターは「9神士」と総称されており、3キャラ一組で「3闘士」「3救士」「3勇士」と区分されている。スーパーオリオンは1枚ずつ、それ以外は前述の3キャラずつの組み合わせで、ポチ袋に入れて配布された(袋もパートによって違う)。 シール化された選手以外にも10人の選手(伊良部秀輝・小川博・斉藤巧・佐藤健一(現・兼伊知)・関清和・園川一美・高沢秀昭・仁科時成・袴田英利・ビル・マドロック)をモチーフにした同様のイラストが制作されており、団扇や缶バッジなどのキャラクターグッズに使用されていた[1][2]。
●3救士 ●3闘士 ●3勇士 現在では、非売品であるがビックリマンを作った「ロッテ正規のもの」であること、球場での子供限定配布だったこと、綺麗な状態で保存されていることが少ないこと、等から希少価値が出ている。 →詳細は「ビックリマン § レアなシール」を参照
さらにロッテ以外の物ではタカオカ食品の「ピーキャラマンチョコ・昆虫ロボ軍VS忍法超人軍」[3]やチロルチョコの「改造そっくリーグ」[4]などがあった。「改造そっくリーグ」の方は「ガムラツイスト」に近いダブルシールで1枚目が改造前、2枚目が改造後(名前は『悪魔ユミ(真弓)』『おーしまうま(大島)』など選手名をもじったダジャレになっている)という設定。2枚目は籤を兼ねており、当たりが出るともう一つチョコがもらえるというシステムだった。またモチーフは12球団全てではなく、わけあり恐人(巨人)、サンシンイタイガー(阪神)、中だんトラブルズ(中日)、オセーボライアンズ(西武)の4球団のみだった。選手のラインアップから、1986~87年ごろの発売と思われる。
脚注注釈外部リンク |