パンピー食品株式会社(パンピーしょくひん、英語名:Pampy corporation)は、東京都小平市に本社および工場を置く、明治グループの食品製造会社[3]。かつて一世を風靡した乳酸菌飲料「パンピー」のメーカーとしても知られる[3]。
概要
2020年3月31日現在、明治が100%出資する完全子会社(持分法適用非連結子会社)である[1]。明治グループの一員として、明治ブランドのチルドデザート食品製造に特化した企業となっている[3]。
また、カルピス株式会社の持分法非適用関連会社であったが[4]、2007年に株式売却により関連会社から外れた[5]。
社名及びブランド名の「パンピー」とは、パントテン酸とビタミンPを合わせた造語である。
沿革
主な製品(製造中止も含む)
乳酸菌飲料「パンピー」
創業時より販売されたパンピーブランドの主力商品。フルーツ味の乳酸菌飲料。現在はいずれも製造中止[3]。
発売当初は、ガラス製の牛乳瓶入り(明治牛乳と同じ四角い瓶)で販売されており、明治乳業の牛乳販売店や銭湯などを中心に流通していた。牛乳販売店では牛乳配達と同様に配達による販売も行っていた。その後、紙パック入りの商品が発売された。
- パンピーオレンジ
- パンピーの代表的な商品[3]。牛乳瓶入り、500ml紙パック入りが存在した。現在は製造・販売終了。
- 牛乳瓶には赤い太陽のようなマークが印刷され、マークの中に「Pampy soft drink」の文字が入る。マークの外側に赤いmeijiロゴと明治乳業のマーク、「明治パンピー」の文字が入っていた。
- 1960年代から発売されていた商品はローヤルゼリー5mg入りであった(復刻版は不明)。
- パンピーオレンジ復刻版[リンク切れ]が、meijiブランドで発売されたことがある。復刻版商品は220ミリリットル入りペットボトルでの販売であった。
- パンピーメロン
- パンピーりんご
- 牛乳瓶入り。明治乳業の商品で「明治りんご」も存在した。
その他、ネクター、マスカットなどがあった[要検証 – ノート]。
チルドデザート
現在はパンピーブランドでの商品販売は行っておらず、明治グループのチルドデザート(冷菓)の製造に特化し、meijiブランドのプリンやゼリーなどの製造を担当する[3]。
- パンピーババロア
- サムコホームメイドゼリー
- 旬のフルーツゼリー
- ドトールコーヒーゼリー
類似する製品
脚注
注釈
- ^ 明治の生産拠点は中国にもある[1]。
- ^ パンピーとは異なり丸形。
出典
関連項目
外部リンク
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1 現在は西日本(滋賀県・京都府・奈良県・和歌山県以西)のみ限定発売。 2 現在は北海道限定品。 カテゴリ |