パウロ・ガッサニーガ
パウロ・ディノ・ガッザニーガ(スペイン語: Paulo Dino Gazzaniga, 1992年1月2日 - )は、アルゼンチン・ムルフィー出身のサッカー選手。ジローナFC所属。元アルゼンチン代表。ポジションはGK。 経歴ジリンガムバレンシアCFのユースチームに所属していたが、トップチームには昇格できず、2011年6月にジリンガムFCからオファーを受け、2年契約を結んだ。 サウサンプトン2012年7月にサウサンプトンFCに4年契約で移籍。同年9月22日のアストン・ヴィラFC戦にて、プレミアリーグデビューを果たす。しかしフレイザー・フォースターらの控えに回る機会が多く、2014-15シーズンは2試合の出場に終わった。 ラージョ・バジェカーノ2016年7月29日、セグンダ・ディビシオンに降格したラージョ・バジェカーノに期限付き移籍。 トッテナム・ホットスパー2017年8月23日、トッテナム・ホットスパーFCと2022年までの契約を締結。背番号は22番と発表された[1]。ウーゴ・ロリスおよびミシェル・フォルムの欠場により、11月5日のクリスタル・パレスFC戦でデビューを果たし、枠内シュートを防ぐ活躍を見せ、勝利に貢献した[2]。 2019-20シーズンはフォルムの退団により正式に第2GKに昇格した。9月21日の第6節レスター・シティFC戦でロリスの欠場に伴い同シーズン初出場を記録した。10月5日の第8節ブライトン戦にて、ロリスが左肘脱臼の重傷を負って退場したため途中出場し[3]、以降長期間に渡ってレギュラーGKを務めた。第10節リヴァプール戦では、1-2で敗れはしたものの、枠内シュート13本のうち実に11本をストップする活躍を見せた。第18節チェルシー戦では、相手のスルーパスを処理しようと飛び出した際に目測を誤ってマルコス・アロンソに激突し、PKを献上した[4]。ロリスの復帰により同シーズンのリーグ戦最後の出場となった第23節ワトフォード戦では、後半25分にトロイ・ディーニーのPKをストップし、クリーンシートを達成して最終戦を飾った。リーグ戦18試合でのセーブ率70.9%は、同シーズンに10試合以上出場したGK23人中10位であった。しかし、2020-21シーズンはジョー・ハートの加入により、ベンチ入りもままならなかった。 エルチェ2021年2月1日、エルチェCFへのローン移籍が発表された[5]。しかし、正GKエドガル・バディアからポジションを奪取することは出来ず、8試合の出場に留まった。 フラム2021年7月24日、フラムFCと2年契約を結んだ[6]。同年はマレク・ロダークとポジションを争いながら、リーグ戦13試合に出場した。しかし、2022ー23シーズンよりベルント・レノが加入すると第3GKに追いやられ、構想外となった[7]。 ジローナ2022年9月1日、ジローナFCにローン移籍[8]。同シーズン終了後の2023年6月6日、ジローナへ完全移籍し、2年契約を交わした[9]。 2023ー24シーズンは、正GKとしてリーグ戦全38試合にフル出場。12試合のクリーンシートを記録し、チームの3位フィニッシュとチャンピオンズリーグ出場に大きく貢献した[10]。 個人成績
脚注
外部リンク
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