バーンパコン郡座標: 北緯13度32分34秒 東経100度59分38秒 / 北緯13.54278度 東経100.99389度
バーンパコン郡(バーンパコンぐん)はタイ中部・チャチューンサオ県にある郡(アムプー)。 名称バーンパコンとは「コンに出くわす水辺の村」という意味である。「コン」とはコーンカーンの木、すなわちオオバヒルギ (ต้นโกงการ, Rhizophora mucronata) のことであるとされる。かつて、オオバヒルギが多く生えていたからこの名前が付いたとされる。 歴史バーンパコン郡は1907年に設立された。郡庁はまずワット・ボンコンカーラームにおかれ、翌年にタムボン・ターサアーンのバーンパコン川沿いに移動した。 地理バーンパコン川の形成した平地にあり、郡内の海抜は1-2m程度である。海に面した場所は泥地になっている。バーンパコーン川は郡内では半年ごとに、淡水と海水が入れ替わる。郡内の主な水源はバーンパコン川である。 交通は、国道34号線が東に通っておりバンコク方面に、またバンコク=チョンブリー・モーターウェイおよびバーンナー=トラート高速道路が北西か南東に向かって通っており、北西にバンコク方面、南東にチョンブリー方面に向かって延びている。国道3号線が西から南に向かって通っており、西にサムットプラーカーン方面、南にチョンブリー方面と通じる。国道314号線が北に延びておりチャチューンサオ方面と通じる。 経済郡内の主要な産業は農業、漁業、工業、商業などである。農業生産品はコメなど。漁業ではエビや魚の養殖が盛んである。商業ではサービス業、小売業、観光業などがさかん。また郡内には、バーンパコン発電所やウェルグロウ工業団地、バーンパコン工業団地などがあり県内の一大工業地となっている。 行政区分郡は12のタムボンに分けられ、さらにその下位に107の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり、以下のようになっている。
また、郡内には12のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
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