バーンコンティー郡座標: 北緯13度28分8秒 東経99度56分26秒 / 北緯13.46889度 東経99.94056度
バーンコンティー郡(バーンコンティーぐん)はタイ王国・サムットソンクラーム県にある郡(アムプー)。 名前バーンコンティーとは、「水瓶の水辺の村」という意味である。ラーマ5世(チュラーロンコーン)がこの地を調査に来たときに、水瓶(コンティー)を置き忘れていったのがこの名の起源とされる[1]。 歴史郡内のタムボン・バーンクンにあるカイ・バーンクンはアユタヤ王朝時代、トンブリー王朝時代にわたってクローン川の保守を目的とした海軍の要塞であった。この要塞は迫ってくるビルマ軍に対して大きな力を発揮した。その後、200年間放棄されていたが、1967年文部省はここにボーイスカウトのキャンプを建設。また、タークシン廟を建設しタークシンを祭った[2]。 また、バーンコンティーにはメープラバンクート聖堂がある。この聖堂は1890年に建設され、以来ラーチャブリー教区の中心地として機能してきた[3]。 1897年、バーンコンティーの領域はラーチャブリー県シームーン郡の領域とされたが、5年後、見直されバーンコンティーの領域はサムットソンクラーム県に編入され、バーンコンティー郡が設置された。 地理メークローン川の形成した平地にある。 郡内には国道325号線が南北に通っており、北にダムヌーンサドゥワック、南にサムットソンクラームと通じる。 経済郡内の主な産業は農業であり、ザボン、ココヤシ、レイシ、ココヤシの砂糖など、果物類が主に生産されている。 行政区分郡は13のタムボンに分かれ、さらにその下位に101の村(ムーバーン)がある。テーサバーンが二カ所設置されており以下のようになっている。 テーサバーンタムボン(タムボン自治体)・クラダンガー・・・タムボン・クラダンガー テーサバーンタムボン・バーンノッククウェーク・・・タムボン・バーンノッククウェーク また、郡内には12のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。 脚注
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