バズ・バザード
バズ・バザード(英: Buzz Buzzard)は、1940年代から1970年代にウォルター・ランツ・プロダクションが制作したいくつかの映画に登場した架空のアニメーションキャラクターである[1]。 歴史バズはハゲタカを擬人化した詐欺師で、ウッディー・ウッドペッカーから金や食べ物を騙し取ろうとする。他の登場人物として、カウボーイ、カーニバルの呼び込み、ソーダ水を飲む人などで出演しているが、それでもウッディーにとっては厄介な存在であることに変わりはない。ウッディーの出演作品のほとんどにおいて、バズはウッディの主要な敵役であり、ワーナー・ブラザース・アニメーションの短編におけるバッグス・バニーに対するエルマー・ファッドや、同時代のディズニーのミッキーとピートのような関係をウッディーと結んでいた。 バズが初めて登場した作品は、1948年の『危険な保険』でウッディーの相手役を務めた時である。この作品は、短編アニメーションとしては初めて、また唯一、アカデミー歌曲賞にノミネートされた作品であり[2]、この時、バズはウォーリー・ウォーラスに代わって、ウッディーの主要な敵役として登場していたと言える。1940年代にはキャラクター俳優のライオネル・スタンダーが声を担当し、1950年代にはダラス・マッケノンがその役を引き継いだ。バズは1950年代半ばまでウッディーの短編に登場し続け、最終的にはダッパー・デンバー・ドゥーリー、後にはギャビー・ゲイターがウッディ・ウッドペッカーのライバルとして登場した。『Bunco Busters』は、1969年の『Tumble Weed Greed』までウッディーの劇場用アニメに登場する最後の作品となったが、バズはその後もランツのコミック本やその他のライセンス商品に登場している[3]。14年間の劇場休止期間中、バズは1964年のテレビスペシャル『Spook-a-Nanny』に登場した。ただし、「Spook-a-Nanny」ではドーズ・バトラーが声を担当していた。 ベストや5時方向の影が消えたり、羽根の色が違ったり、頭の羽根が完全に消えたり、散発的に現れたりと、キャラクターの外見は歴代で大きく変化している。 日本語版声優
登場作品短編作品
その他
脚注
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