ハルダンゲルフィヨルド
ハルダンゲルフィヨルド(ノルウェー語: Hardangerfjorden)は、ノルウェーのヴェストラン県にあるフィヨルドである。ハダンゲルフィヨルド[1]、ハルダンゲル峡湾[2]とも表記される。 概要全長は、およそ 179 キロメートルである[3]。ノルウェーのフィヨルドの中でソグネフィヨルドに次いで2番目に大きいフィヨルドであり、世界で3番目の大きさをもつ[4][1]。2013年には、ハルダンゲル橋が開通している[5]。 ベルゲンの南およそ 80 キロメートルのところに位置する Huglo 島の付近にある入口を西南端として、北東の方向に伸びている[6][4]。フィヨルドの主要な部分は 2 - 6 キロメートルの幅をもつ[4]。総面積は、およそ 700 平方キロメートルである[4]。 世界有数のサケの養殖地であり、1年当たりの生産量は、およそ7万トンに及ぶ[3]。フィヨルド内には複数の海盆が存在し、平均深さは海面下 260 メートルであり、最深部は海面下およそ 890 メートルである[4][3]。 地理フィヨルドの最奥部のエイドフィヨルド (no:Eidfjorden) には、シーマ水力発電所 (en:Sima Hydroelectric Power Station) の他に、ヴォーリングフォッセン (en:Vøringfossen) やエイドフィヨルド教会 (en:Old Eidfjord Church) がある[3][7][8]。 ヴォーリングフォッセンの西およそ7キロメートルほどのところには、ノルウェー自然センター (en:Hardangervidda Natursenter) がある[9][10]。エイドフィヨルドの南にある Sørfjorden は、ハルダンゲルフィヨルドの支湾の中で最も長く、38 キロメートルの長さをもつ[3]。Sørfjorden の南端には、オッダがある[6]。 ウトネ (en:Utne) にあるハルダンゲル民族博物館 (no:Hardanger Folkemuseum) では、ハルダンゲルヴァイオリンやハーダンガー刺繍などが展示されている[11]。ハルダンゲルフィヨルドの西の縁には Onarheimsfjorden があり[4]、南には Skånevikfjorden や Ålfjorden などがある[3]。沿岸の町としては、ローセンダール (en:Rosendal, Norway)、ユンダル (en:Jondal) などがある[12]。ノールハイムスン (en:Norheimsund) には、スタインダルスフォッセン (en:Steinsdalsfossen) がある[13][10]。 脚注
参考文献
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