ハノイ・ドンダン線
ハノイ・ドンダン線(ハノイ・ドンダンせん ベトナム語:Đường sắt Hà Nội - Đồng Đăng / 塘鐵河內 - 同登?)は、ベトナム社会主義共和国の首都ハノイ市ドンダー区のハノイ駅とランソン省カオロック県のドンダン駅を結ぶベトナム鉄道の路線である。ザーラム駅 - ドンダン駅間は三線軌条化され、中華人民共和国との間の国際列車T8701/8702次列車も運行されている。 概要ハノイ市(河内)からバクニン省(北寧)、バクザン省(北江)を経由してランソン省(諒山)のドンダンに至る。全長は162kmであり、ザーラム駅 - ドンダン駅間は1,000mm(メーターゲージ)と1,435mm(標準軌)の三線軌条である。 ハノイ・ドンダン線の建設は仏領インドシナ時代の1890年に始まり、1894年に最初の区間が開業した。当初は600mmのナローゲージであった。当時のインドシナ総督であったポール・ドゥメールの下で鉄道建設は急速に進み、1902年には清との国境であったドンダンまで延伸された。同時に軌間も1000mmに改軌された。ベトナム民主共和国(北ベトナム)成立後の1954年には中国の援助で修復工事が行われ、翌1955年に中国国鉄の湘桂線と接続した。1955年から1978年までの間はハノイ・友誼関線( ベトナム語:Đường sắt Hà Hữu / 塘鐵河友?)と呼ばれた 。ベトナム戦争の期間は北ベトナム政府の要求に応じて中国が北ベトナム国内の鉄道の修復工事を行った。この時にザーラム駅 - ドンダン駅間が三線軌条化され、中越国際列車が乗り換えなしでハノイまで直通可能になった。 駅一覧
歴史
出典
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