ノンサッチ (アルバム)

『ノンサッチ』
XTCスタジオ・アルバム
リリース
録音 1991年7月-10月
イングランドオックスフォードシャー
Chipping Norton Recording Studios
ジャンル ポップス、ジャングル・ロック
時間
レーベル ヴァージン・レコード
プロデュース ガス・ダッジョン
XTC アルバム 年表
オレンジズ・アンド・レモンズ
(1989年)
ノンサッチ
(1992年)
アップル・ヴィーナス・ヴォリューム 1
(1999年)
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ノンサッチ』 (原題: Nonsuch)は、1992年に ヴァージン・レーベル からリリースされたXTCの10枚目のアルバム。プロデューサーにはエルトン・ジョンなどで知られる大御所ガス・ダッジョンが起用された。フェアポート・コンヴェンションデイヴ・マタックスの参加はガスとの関係による。レコーディングは1991年7月から10月にオックスフォードシャーChipping Norton Recording Studiosで行われた。

メロディは前作にも増してポップだが、社会批判的な歌詞が多く、本作で長い活動休止に入る。ジャケットは、今は存在しないノンサッチ宮殿のイラスト。タイトルは「無敵」の意味。

収録曲数の17曲は、オリジナルアルバムの中では最多であった。初回プレスのCDはクリヤケースに建物が印刷され、中のインナージャケットに「XTC」「NONSVCH.」が印刷された。ヴァージンレコードから最後にリリースされたアルバムとなった。

このアルバムから「デモトラックス」と言う5曲入のミニアルバムが派生した。ジャケットは、図面の青焼きにしたデザインで、発売された国により若干収録曲が異なり、コレクター泣かせとなった。

収録曲

UK CD: CDV 2699
#タイトル作詞・作曲時間
1.The Ballad of Peter PumpkinheadAndy Partridge
2.「My Bird Performs」Colin Moulding
3.「Dear Madam Barnum」Andy Partridge
4.「Humble Daisy」Andy Partridge
5.「The Smartest Monkeys」Colin Moulding
6.「The Disappointed」Andy Partridge
7.「Holly Up on Poppy」Andy Partridge
8.「Crocodile」Andy Partridge
9.「Rook」Andy Partridge
10.「Omnibus」Andy Partridge
11.「That Wave」Andy Partridge
12.「Then She Appeared」Andy Partridge
13.「War Dance」Colin Moulding
14.「Wrapped in Grey」Andy Partridge
15.「The Ugly Underneath」Andy Partridge
16.「Bungalow」Colin Moulding
17.「Books Are Burning」Andy Partridge

レコーディング・メンバー

XTC

参加ミュージシャン

  • デイヴ・マタックス (Dave Mattacks) - ドラム、タンバリン、サンプリング、シェイカー、パーカッション
  • ガス・ダッジョン (Gus Dudgeon) - 「ringmaster」、タンバリン、パーカッション、コーラス
  • ガイ・バーカー (Guy Barker) - フリューゲルホルン、トランペット
  • フローレンス・ラヴグルーヴ (Florence Lovegrove) - ヴィオラ
  • ローズ・ハル (Rose Hull) - チェロ
  • スチュワート・ゴードン (Stuart Gordon) - ヴァイオリン
  • ジーナ・グリフィン (Gina Griffin) - ヴァイオリン
  • ネヴィル・ファーマー (Neville Farmer) - コーラス

スタッフ

外部リンク