ナンヨウショウビン
ナンヨウショウビン(南洋翡翠、学名:Halcyon chlorisまたはTodiramphus chloris)は、ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥類の一種である。 分布紅海西岸からアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布する。生息地では、ほぼ一年中見られる。 日本では迷鳥として、南西諸島(宮古島、石垣島、西表島、与那国島)において観察記録がある。 形態体長は23-25cmほど。頭部と背中、翼は青緑色で、腹部は白い。くちばしと足は黒く、黒い通眼線がある。目は黒い。ただし本種は亜種が多く(学説によっては50の亜種に分類している)、亜種ごとに体色が異なり一見別種に見えるものもある。 生態マングローブ林や海岸の林、農耕地に生息する。 「キー キー」とやや甲高い声で鳴く。 関連項目 |