ドゥーラ
ドゥーラ(欧字名:Dura、2020年2月8日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2022年の札幌2歳ステークス、2023年のクイーンステークス。 馬名の意味は、父名より[2]。 戦績2歳(2022年)7月24日に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、スタートで出遅れてドゥアイズの4着に敗れた。 続く8月6日に行われた2歳未勝利戦ではスタートを決め、道中は好位3番手で手応え良く運び、直線では逃げ粘るドゥラエレーデをとらえて、1.3/4馬身差をつけ勝利した[3]。 9月3日、3たび札幌に遠征し、新馬戦・未勝利戦と同距離の札幌2歳ステークスに出走。経験値を生かす形で直線で抜け出し、1番人気に応え重賞初挑戦での初優勝を飾った。高橋康之調教師としても、これが重賞初制覇である[4]。GI初挑戦で出走した年末の阪神ジュベナイルフィリーズは6着に敗れる。 3歳(2023年)3月4日のチューリップ賞より始動。単勝1番人気に支持されたが、直線で内を走るキタウイングと接触したことが原因で戦意を喪失、期待を大幅に裏切る15着惨敗に終わった[5]。クラシック1戦目の桜花賞も後方から伸びず、2戦連続の二けた順位となる14着に沈む。2戦目の優駿牝馬は大敗続きだったこともあり18頭中15番人気とあまり期待されていなかったが、後方から鋭く足を伸ばしてリバティアイランドの3着に健闘した[6]。 夏は札幌に遠征し、7月30日のクイーンステークスに出走。道中は中団の外めを追走して勝負どころでじわじわと進出し、51キロの軽ハンデも生かす形で直線外を抜け出し快勝。自身重賞2勝目、3歳馬としては2017年のアエロリット以来6年ぶりとなる同レース制覇を達成した[7]。 続くクラシック最終戦の秋華賞は5番人気で迎え、最後はハーパーとの好勝負を演じるも、3着となった同馬にハナ差及ばずの4着[8]。その後エリザベス女王杯に向け調整されていた[9]が、11月1日に左前屈腱炎のため同レースを見送り、休養に入ることが発表された。幹細胞移植の後に放牧に出され、復帰には1年以上を要する見込み[10]。 競走成績以下の内容は、JBISサーチ[11]およびnetkeiba.com[12]の情報に基づく。
血統表
脚注注釈出典
外部リンク |