デクラレーションオブウォー
デクラレーションオブウォー(英:Declaration of War[1])は、アメリカ合衆国生産、アイルランド調教の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は2013年のインターナショナルステークス、クイーンアンステークス。馬名の意味は「宣戦布告」。 戦績4歳となった2013年のクイーンアンステークスでGI初勝利を果たす。その後はエクリプスステークス2着、サセックスステークス3着、ジャック・ル・マロワ賞4着と惜敗が続いたが[4]、続くインターナショナルステークスではエクリプスステークスで敗れたアルカジームに雪辱を果たす形で優勝し、GI2勝目を挙げた。レース後、調教師のエイダン・オブライエンはかつて管理した名馬ジャイアンツコーズウェイのようにダートにも適性があると判断し、ブリーダーズカップ・クラシックへの挑戦を表明した[5]。 迎えたブリーダーズカップ・クラシックでは初ダートながら2番人気に推され、勝ち馬ムーチョマッチョマンからハナ、アタマ差の3着に好走する[6]。同レースを最後に現役を引退した[7]。 競走成績以下の内容は、Irish Racing.com[8]およびEQUIBASE[2]の情報に基づく。
種牡馬時代2014年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入り[7]。2015年からはアメリカ合衆国のアッシュフォードスタッドに移動した[9]。また、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されている[10]。 2018年のフランス2000ギニーを初年度産駒のオルメド(Olmedo)が制し、種牡馬として初のクラシック競走制覇を達成した[11]。 2018年10月12日、日本軽種馬協会がデクラレーションオブウォーの導入を発表。2019年から日本軽種馬協会静内種馬場で供用される[9]。 主な産駒グレード制重賞優勝馬※外国馬はGI級競走勝ち馬のみ記載
地方重賞優勝馬
2022年産
その他
血統表
叔父に2012年のベルモントステークスなどを勝ったUnion Ragsがいる。 出典
外部リンク
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