テトラデカナール
テトラデカナール(英: Tetradecanal)は、脂肪族アルデヒドの一種である。融点は常温に近い23℃で、それ以下では白色ないし薄い黄色の粉末または結晶[1]、融点以上では脂肪臭、シトラス香を持つ無色の液体である[2]。天然にはトリデカナール同様、コリアンダーの精油やキュウリに微量に含まれる[2]。 用途アルデヒドやシプレー調の調合香料、およびシトラスやフルーツ系の食品香料として使用される[2]。 製法ミリスチン酸メチルを銅-クロム触媒で接触還元してテトラデカノールを得たのち、これを脱水素化または接触酸化することにより製造される[2]。 脚注 |