ツーナッカンは、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属する日本のお笑いコンビ。過去に岡山吉本へ所属していた。2人とも広島県広島市出身。
メンバー
- 中本 幸一(なかもと こういち、1976年7月11日(48歳)- )
- ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
- 中山 逸紀(なかやま いつき、1976年5月10日(48歳) - )
- ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
- 身長173cm、体重60kg。血液型B型。
- 趣味はラーメン食べ歩き、特技はやたらビブラートの利いた鼻歌・腕相撲・回し蹴り。
- ややハイトーンかつハイテンションなツッコミが特徴。
- NSC大阪校20期に数日間のみ在籍していた。
経歴
逸話
- コンビ名の由来は、2人の苗字に共通して入っている「中(ナッカン)」から。
- 芸人になる前はマツダの工場に勤めていたが、同僚が全て外国人ばかりの環境になじめず退社した。
- ペナルティが広島へ来た時、「いつも見てます」と握手を求めたが「同業者だろ」と返された[3]。
- 中本は学生時代、近所のスーパーマーケットにトークショーの仕事として来ていた竹内力から帰り際に何十人もいる観客の中で彼だけ指差しされて「お前、いいな。いつか会えるような気がするよ。やりたいことやったほうがいいぞ」とエールを送られ、以前から憧れていた芸人への道を進む決意をした。その話を酒の席で千原ジュニア(千原兄弟)など複数の芸人と話していた際、店のドアが開いて偶然にも竹内が入ってきたため一同は驚愕。ドラマで共演して竹内と知り合いだった千原ジュニアが中本を紹介し(竹内の方は中本を覚えていなかった)、「お互いがんばりましょう」と握手を交わした[4]。
- 岡山吉本時代は看板芸人として活躍し、岡山ローカルの番組にも多数出演していた。
- 『アメトーーク!』(テレビ朝日)にて「ギスギスしてるけどキングコング同期芸人」が放送された際は、その陰で「キングコングと会ったことない芸人」というトークライブを開催するもその内容は「俺はNSC時代はピースより良かった」「作家さんには誉められてた」など、昔の自慢話ばかりで不評だったという。なお、そのトークライブのメンバーはツーナッカン、バンジージャンプ、二トントラック、さかもとであった。
- 中本は既婚で二児の父。しかし第2子が生まれる頃に妻から「芸人としての夢は応援したいけど、そろそろ限界なのでちゃんと就職して」と言われハローワークに行ったものの学歴も資格もないためまともな仕事が見つからず、仕方なく妻子を広島の実家に住まわせ別居することにした。現在の芸人としての月収は17,000円、清掃業のアルバイトを毎日昼・夕方・夜勤の3シフトでこなしてどうにか生計を立てているという。
- 中山は既婚者だがライブ前に千原ジュニアから独身は自分と中山だけだなと言われた時に結婚してると明かし共演者やジュニアだけでなく相方の中本にも結婚してることを6年近く明かしていなかった。
芸風
- 中山に中本が弟子入りしてはじめは中山の立場が上だが、徐々に中本が主導権を握りだしいつの間にか立場が逆転して中山が立場をなくす、という流れを軸としたネタを持っている。
- 序盤のやり取りは中山の夢見がちで少しズレたツッコミ。終盤は徐々に立場を逆転させていく中本の奔放さや、中山の戸惑う表情と徐々に壊れていくツッコミが見どころ。
- ちなみに、中本が時折見せるバットを構えるボケは、小笠原道大(元読売ジャイアンツ)がモデルになっている可能性がある(あまりウケないためか中山が流すことが多いが、時々「小笠原すな!!」とツッコんで一部の男性客から笑いが起こる)。しかし最近の中本の構えは、別の打者のように見える。
- オチで中山が「大嫌い!」と漫才をシメるのが定番となっている。
- 節分が近づくと決まって恵方巻きの師匠と弟子のネタをやる。結構ウケるので節分以外の時期に一度だけやってみたがまったくウケなかったという。
TV
- 中本
出典
- ^ 『少年タカトシ』内での企画で結成
- ^ “ツーナッカン | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年5月22日閲覧。
- ^ 「爆笑オンエアバトル4」より。
- ^ papyrus vol.34 「うたがいの神様」より。また、「人志松本の〇〇な話」(2011.2.18放送)などでもジュニアが語っている。
リンク