チョベリバ

チョベリバは、「超ベリー・バッド(very bad)」の略[1]で、1990年代半ばに女子高生の間で使われた若者言葉のひとつ。それ以前から使われていた「超バッド」よりさらに強く最悪であることを意味する。また、この言葉が流行していた当時に発売されたSMAPSHAKEには、歌詞に「チョベリベリ最高」が含まれている。

1995年頃から使われ出したが、1996年にテレビドラマの『ロングバケーション』で使われて[1]知名度が上がりこの年の新語・流行語大賞のベストテンを受賞した。

チョベリバという言葉自体は廃語(俗に言う「死語」)である。「チョベリグ(超ベリー・グッド)」[1]という対義語、「チョベリブ(超・ベリー・ブルー)」[2]、「チョバチョブ(超・バッド・超・ブルー)」[1]という類義語もあるがいずれも廃語である。

脚注

  1. ^ a b c d 米川明彦『現代若者ことば考』丸善丸善ライブラリー)、1996年、79頁。ISBN 4-621-05210-1
  2. ^ 『現代若者ことば考』80頁。

関連項目