ダニエル・スバシッチ
ダニエル・スバシッチ(Danijel Subašić、1984年10月27日 - )は、ユーゴスラビア(現・クロアチア)出身の元サッカー選手。元クロアチア代表。ポジションはゴールキーパー。 来歴クラブクロアチアのNKザダルのユースチームでキャリアをスタートさせ、2003年にトップチームに昇格した。2008年にハイデュク・スプリトにレンタル移籍し、2009年には完全移籍した。 2012年1月、フランス・リーグ・アンのASモナコに移籍した[1]。 2012年5月のブローニュ戦では直接FKでゴールを決めた[2]。 2013-2014シーズンには後にブラジルW杯準優勝を経験するアルゼンチン代表セルヒオ・ロメロが加入したがレギュラーの座は渡さず、2014-2015シーズンにも南アフリカW杯準優勝を経験したオランダ代表マールテン・ステケレンブルフが加入するが、レギュラーの座を守った。 2016-17年シーズンにはASモナコのリーグ優勝を助け、リーグの最優秀GK賞を受賞した。これまで幾度となくポジションを守ってきたスバシッチだったが、2019‐20シーズンにバンジャマン・ルコントが加入するとレギュラーの座を奪われ、結局この年の出場は無くシーズン終了後に契約満了が発表された。モナコでは292試合で111回の無失点を記録した[3]。 その後は所属クラブが決まらず、1年間無所属で過ごしていたが、2021年9月に古巣のハイデュク・スプリトに復帰、控えGKとして2シーズンで公式戦7試合でプレーしたが、2022-23シーズンは1試合の出場に留まり、現役引退を決めた[3]。 代表クロアチア代表として各年代でプレーし、2012年にUEFA EURO 2012にも出場した。 2016年ユーロ一次リーグではスペイン戦でセルヒオ・ラモスのPKを止め、クロアチアの勝利に貢献した。 W杯ロシア大会のメンバーに選出された。決勝トーナメント1回戦のデンマーク戦ではPK戦にもつれ込むが、クリスティアン・エリクセンら3本のPKを止めてベスト8進出を導くと、準々決勝ロシア戦のPK戦でもロシアのPKを1本止め、1998年大会以来となるクロアチアのベスト4進出を助けた。大会を通じて活躍し、クロアチア初の準優勝に大きく貢献した。 大会終了後に代表引退を発表した。 代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
|