ダイアン・クルーガー
ダイアン・クルーガー(Diane Krüger、1976年7月15日 - )は、ドイツ出身の女優、ファッションモデル。 ドイツを代表する映画女優の一人。カンヌ国際映画祭 女優賞をはじめ、欧米各賞を受賞する実績を持つ。代表作は『女は二度決断する』『ナショナル・トレジャー』『イングロリアス・バスターズ』など。 名前はドイツ語の発音では「ディアーネ・クルーガー」とするほうが近いが、日本では英語読みの「ダイアン」表記が一般的である。またフランス映画への出演も多いため、フランス語で「ディアーヌ・クルージェ」と表記されることもある。母国語のドイツ語のほか、フランス語、英語を流暢に話す。 生い立ちヒルデスハイムにて、ディアーネ・ハイトクリューガー (Diane Heidkrüger) として生まれる。父親のハンス=ハインリッヒはコンピュータのスペシャリスト、母親のマリア=テレジアは銀行員。シュテファンという弟がいる。 当初はバレリーナを志し、ロンドンのロイヤル・バレエ学校で学んでいたが、怪我で断念。その後、ドイツでモデルとして活躍。パリに移り、フロラン演劇学校で演技を学び、同校の優秀な生徒に与えられるクラッセ・リプレ賞を受賞する。 キャリア2002年にデニス・ホッパー主演の『ザ・ターゲット』で映画デビュー。 2004年公開の『トロイ』でハリウッドに進出し、『トロイ』と同年公開された『ナショナル・トレジャー』で国際的に知られるようになる。2005年には『マキシム』誌の「ホットな女性」50位に選出される。以後、ハリウッドとヨーロッパの両方で活躍している。 2007年の第60回カンヌ国際映画祭の開会式及び閉会式の司会と、2008年の第59回ベルリン国際映画祭の審査員を務めた。 2009年公開の『イングロリアス・バスターズ』で全米映画俳優組合賞助演女優賞にノミネートされた。 2017年、ファティ・アキン監督の『女は二度決断する』で第70回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞した[1]。 私生活2001年に俳優のギョーム・カネと結婚したが、2006年に離婚。同年からカナダ出身の俳優、ジョシュア・ジャクソンと交際を始める。ギョームとの結婚から「結婚という紙切れで結ばれる関係を信じない」としてジョシュアとパートナー関係を続ける一方、60歳になっても一緒にいれば結婚するかもしれないとも発言していたが、2016年7月、ダイアンの誕生日直後に10年間の交際を続けたジョシュアとの破局を発表[2]。破局の理由に『ウォーキング・デッド』に出演しているノーマン・リーダスとの浮気が原因ではと噂されている[3]。 2018年にノーマンとの間に第一子を出産[3]。 ギャラリー
主な出演作品
テレビシリーズ
脚注
外部リンク |