タウイタウイ州
タウィタウィ州 (タウィタウィしゅう、Province of Tawi-Tawi) は、フィリピン南西部のスールー諸島にある州で、バンサモロ自治地域に属している。タウィタウィ州はもともとスールー州の一部であったが、分離してできた。面積は1,087.4km2、人口は390,715人(2015年)。州都はパングリマ・スガラであるが、ボンガオが事実上行政の中心となっている。第二次世界大戦時の日本軍の泊地があったことで知られるタウイタウイ島がある。 地理スールー諸島の南側を占めており、最大の島はタウィタウィ島、西に隣接して空港のあるサンガサンガ島があり、最大の街のボンガオがあるボンガオ島はその南東に隣接している。北東にはスールー州があり、南西にはカリマンタン島(ボルネオ島)で、マレーシア領のサバ州がある。カリマンタン島との間にシブツ島を挟み、南にセレベス海、北にスールー海を臨む。 スールー海上のタウィタウィ州本土とパラワン島との間には、有人の島カガヤン・タウィタウィ島(旧称カガヤン・スールー島)があり、この州に属している。島の中心集落はマプン(Mapun)=旧称カガヤン・デ・タウィタウィ(Cagayan de Tawi-Tawi)である。 衛生タウィタウィ州は、パラワン州やスールー州などとともに、熱帯性マラリアの発生地域でもあり、感染に悩まされている。 住民民族タウスグ族が居住する。 言語タウスグ語が話されている。 宗教フィリピンのイスラム教を参照。 |