タイミル自治管区
タイミル自治管区(タイミルじちかんく、ロシア語: Таймырский автономный округ, 英語: Taymyr Autonomous Okrug)はロシア連邦のクラスノヤルスク地方に属していた自治管区。ドルガン・ネネツ自治管区(Долгано-Ненецкий автономный округ)とも呼ばれる。行政の中心は南西部に位置するドゥディンカ。 1930年12月10日に設置され、2007年にクラスノヤルスク地方に統合されタイミル・ドルガン=ネネツ地区となり、消滅した。 ノリリスクは自治管区内に位置するが、行政的にはクラスノヤルスク地方の直轄市であり、自治管区には属さなかった。 概要
地理北にタイミル半島が北極海に突き出ている。その北のセヴェルナヤ・ゼムリャ諸島は自治管区に属していた。 東にサハ共和国、南にエヴェンキ自治管区、西にヤマロ・ネネツ自治管区と隣り合っていた。 ユーラシア大陸の最北端はタイミル半島のチェリュスキン岬(北緯77度43分)である。 住民住民の6割以上が行政の中心ドゥディンカ(人口26,111人)に集中していた。人口の67%をロシア人が占め、そのほかドルガン人(14%)、ネネツ人(4%)、ガナサン人(2%)など。 標準時この地域は、クラスノヤルスク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+7時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+7で夏時間がUTC+8、同年3月から2014年10月までは通年UTC+8であった) 脚注関連項目外部リンク
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