セコニック
株式会社セコニック(SEKONIC CORPORATION)は東京都世田谷区に本社を置く精密機器メーカーである。 概要1951年の成光電機工業創業。以来、写真用露出計を主力商品とし、かつては8mm映写機等も手掛けていた。また光学機器・計測器の技術を活かしてOMR・OCR装置や監視カメラの製造を行っている。 1971年に小西六(後のコニカ、現・コニカミノルタ)からの複写機の受託生産を開始して以来、この分野の比重が大きくなっている。かつてはコニカ資本も入っており、実質上コニカの生産子会社であった時期もあるが、コニカミノルタの成立に伴い資本提携を解消した。その後は機械系商社・CBC→TCSグループの傘下に入った。 沿革
セコニックグループ株式会社セコニック
株式会社セコニック電子 他に海外現地法人として下記3法人がある。
都民農園セコニック大泉事業所(旧本社)の西側に西武バスの「都民農園セコニック」停留所がある。かつて大泉事業所所在地の周辺には、東京都練馬区大泉学園町と埼玉県新座市栄にまたがる東京工場があり、バス停はこの工場跡に面した位置にある。現在東京工場跡地のうち西側はスーパーマーケットいなげやなどが入る複合商業施設となっている。大泉事業所は建物の2階にあり、商業施設の看板などには当社のロゴタイプが入っている。東側の跡地には日本出版販売ねりま流通センターがある。 なお、バス停の所在地は新座市栄であり、大泉事業所住所は東京都練馬区大泉学園町と案内されているが(住所地にも一応オフィスはあるようだが)、現在「大泉事業所」が存在するセコニックビルは実際には新座市にある。いなげやは大泉学園店を名乗るが、こちらも店舗敷地はすべて新座市側にあり、同社は店舗所在地を新座市としている[1]。 コラムニストの泉麻人の著書『大東京バス案内』で当バス停が取り上げられているが、セコニックが社名に由来していると知らず、「農園」との組み合わせからヨーロッパ風の農園が拡がる様子をイメージして来訪したところ、実際の状況が想像と著しく異なっていたと記している。なお、都民農園とはかつて東京都が計画していた、都市住民に対してレクリエーション農園を提供するという構想に由来するものであり、結果として実現はしなかった。 バスの行先表示や車内表示での「セコニック」の英字綴りは長らく「SEKONIKKU」であったが、2000年代後半に入ってから「SEKONIC」に改められた。 なお、かつては吉祥寺駅から都民農園セコニック行のバスが頻繁に運行されていたが、そのほとんどの便が二つ先の新座栄折返場まで区間延長された為、現在都民農園セコニック行は激減している。 脚注外部リンク
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