スリヴォ・ポレ
スリヴォ・ポレ(ブルガリア語: Сливо поле, Slivo Pole, 発音 [ˈslivo poˈlɛ])は、ブルガリア北東部のルセ州にある町。州の北東部に位置する、スリヴォ・ポレ市の行政上の中心地である。ドナウ川から5キロメートルほど離れた、ルセからシリストラへの街道上に位置する。人口は3,169人(2009年12月時点)[1]。 2002年11月29日に町制施行した。クリミア戦争後にタタール人がこの地に移住し、1863年以降はルセやルーマニアからのブルガリア人がこれに加わった。かつてはイスレポル (Islepol) やスレポヴォ (Slepovo) という村名だったが、広大なスモモの果樹園を持つ宿屋があったことから、スモモ園を意味するスリヴォ・ポレと旅行者から呼ばれるようになり、1912年に正式に改称された。 スリヴォ・ポレ市スリヴォ・ポレ市は面積276平方キロメートルで、下記の11の地区からなる。
市内の民族構成はブルガリア人が44%、トルコ人が32%、ロマが18%、ムスリム・ブルガリア人が6%などとなっている。 シリストラ州のトゥトラカン市にまたがるカリモク=ブラシュレン自然保護区には、絶滅危惧種に指定されている鳥類が多数棲息しており、有名な観光地となっている。 脚注 |