スナダフーヅ
株式会社スナダフーヅは、山口県を中心に『どんどん』の屋号でうどん店チェーンを展開する企業。本部は山口県萩市。 概要1971年、創業者の砂田シゲヨが個人事業で山口県萩市唐樋町に『うどんの店』を開店する。1973年に2号店を出店するのに合わせて法人化し、「『うどんの店』だと格好がつかない」という二代目・砂田泰彦の意見で店名を変えることになり、二代目の子供がうどんのことを「どんどん」と呼んでいた(いわゆる幼児語)ことから、それを屋号に採用した[1](1993年に現法人に改組)。元々は萩市内に2店舗を構える『レストランすなだ』を経営しており、当時はレストラン部門を主力としていたが、徐々にうどん店に事業の主力を移行し、積極的にチェーン店展開を図っている。 当初は各店舗でマニュアル化されたレシピにより作成されていたが、2001年(平成13年)にはセントラルキッチン方式を導入。生麺・野菜等の食材を一元管理している。 非常に客の回転が速く、注文を受けたあと(レジにて前払いで注文する)着席するとほぼ同時にうどんが運ばれてくることでも知られている。これを実現するため、店舗ではカラフルな食券(約70種類)を用い、レジで注文が入ると(客が支払う前に)その食券を見た厨房の担当者が調理を開始する仕組みになっているほか、うどんについては3つある茹で釜で常にうどんを茹で続けることで素早い提供を可能にしている[1]。このため店員は入店するとまず「食券とメニューの紐づけを暗記する」ことを求められ、早い人間だと約1週間で暗記するという[1]。 店舗
山口県内が中心(岩国市・美祢市以外の11市に出店)だが、島根県・岡山県・広島県に計7店舗と、東京都に1店舗を展開する[3]。うち4店舗はセルフうどんの形態。 かつては『平さん』の屋号の店舗も存在した(ゆめタウン山口内。メニュー構成は『どんどん』とほぼ同一)[4]が、『どんどん』に屋号変更しており存在しない。 参考
関連項目出典
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